Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 “音楽の都”ウィーンの伝統と誇りを担うウィーン・フィル登場!

ぴあ

19/11/1(金) 12:00

(c)サントリーホール

音楽の都ウィーンから、世界最高峰のオーケストラがやってくる。「日本オーストリア友好150周年」のメモリアルイヤーとなる今年の来日公演を担うシェフは、ドイツの巨匠クリスティアン・ティーレマンと、南米出身の若手のホープ、アンドレス・オロスコ=エストラーダだ。ソリストとして参加する名手イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)の妙技とともに、伝統に裏打ちされた音楽の素晴らしさをこの機会に是非体験しておきたい。

東京では、サントリーホールでのコンサートとともに、「日本オーストリア友好150周年」にちなんだ特別展覧会「音楽のある展覧会」がホテルオークラ東京 別館で開催される(11月2日〜17日)。こちらでは、ウィーン楽友協会アルヒーフ展「19世紀末ウィーンとニッポン」や、特別写真展「素顔のウィーン・フィル」など、音楽好き&ウィーン好きには見逃せない貴重な展示が体験できる。まさに“芸術の秋”ここに極まる。

(c)Terry Linke

●公演概要

・11月5日(火)サントリーホール(クリスティアン・ティーレマン)
・11月6日(水)ミューザ川崎シンフォニーホール(アンドレス・オロスコ=エストラーダ)
・11月7日(木)愛知県芸術劇場コンサートホール(クリスティアン・ティーレマン)
・11月10日(日)フェスティバルホール(クリスティアン・ティーレマン)
・11月11日(月)サントリーホール(クリスティアン・ティーレマン)
・11月13日(水)サントリーホール(アンドレス・オロスコ=エストラーダ)
・11月15日(金)サントリーホール(クリスティアン・ティーレマン)

※イェフィム・ブロンフマンの出演は、11/6、11/13

●クリスティアン・ティーレマン(指揮)

ベルリン生まれ。ベルリン・ドイツ・オペラ、ミュンヘン・フィルの音楽総監督を歴任したのち、2012年よりシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者、13年にザルツブルク・イースター音楽祭の芸術監督に就任。15年からはバイロイト音楽祭の音楽監督を務める。ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管、ロンドン響、シカゴ響をはじめ、世界中の主要オーケストラと共演を重ねている。またウィーン・フィルとは19年のニューイヤー・コンサートを指揮したほか、ベートーヴェン交響曲全曲録音を行うなど、密接な関係を築いている。ロンドン王立音楽院の名誉会員、15年にはリヒャルト・ワーグナー協会よりリヒャルト・ワーグナー賞を授与された。

●アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)

1977年コロンビア生まれ。ウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004年、ウィーン楽友協会で急遽指揮することとなったウィーン・トーンキュンストラー管の公演が「ウィーンの奇跡」と称賛され、一躍国際的注目を浴びる。その後、同楽団の首席指揮者、バスク国立管首席指揮者を歴任。14年にフランクフルト放送響音楽監督に就任。同時期に、ヒューストン響音楽監督に就任。15年よりロンドン・フィル首席客演指揮者を務める。現在までに、ウィーン・フィル、ミュンヘン・フィル、ゲヴァントハウス管、マーラー・チェンバー・オーケストラ、ロンドン響、フランス国立管など主要なオーケストラと共演を重ねている。

●イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)

旧ソ連タシュケント生まれ。イスラエルとアメリカでピアノを学び、その確かなテクニックと優れた解釈は高い評価を受けている。バレンボイム、ブロムシュテット、ムーティ、ゲルギエフ、ヤンソンスなどの指揮者、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、そしてウィーン・フィルをはじめとする世界中のオーケストラと共演を重ね、厚い信頼を得ている。1991年エイヴリー・フィッシャー賞を受賞。ソロ、室内楽、オーケストラとの共演によるCD、DVDも数多くリリースされており、97年にはエサ=ペッカ・サロネン指揮ロサンゼルス・フィルとの録音がグラミー賞を獲得。2015年にマンハッタン音楽学校より名誉博士号を授与された。

●ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団

(c)Lois Lammerhuber

ウィーン・フィルの歴史は、1842年、O. ニコライの指揮で行われたコンサートで幕を開ける。当初のコンサートは不定期であったが、1860年エッケルトの指揮で第1回の定期演奏会が開かれ、以来今日まで続けられている。常任指揮者は初代のニコライからエッケルト、デッソフ、リヒター、ヤーン、マーラー、ヘルメスベルガー、ヴァインガルトナー、フルトヴェングラー、クラウスと受け継がれ、1933年からは常任指揮者を置かず、客演指揮者によるコンサートを行っている。フルトヴェングラー、E. クライバー、ワルターなど20世紀のオーケストラの伝統を築いた巨匠たちをはじめ、ショルティ、アバド、C. クライバー、メータ、小澤征爾などの名指揮者が指揮台に立っている。1898~1901年音楽監督を務めたマーラーをはじめ、ワーグナー、ヴェルディ、ブルックナー、J. シュトラウスII世、ブラームス、R. シュトラウスなどが、時には指揮者またはソリストとして共演し、自らの作品を世に送り出した。

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む