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新進気鋭のチェリスト佐藤晴真を見逃すな!

ぴあ

佐藤晴真 チェロ・リサイタル

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2019年「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門において日本人初優勝という偉業を成し遂げた注目のチェリスト佐藤晴真のリサイタルが目前だ(2021年11月20日:紀尾井ホール)。

2年ぶりとなる紀尾井ホールのステージでのテーマは「繋がり」だ。前半は“作風の繋がり”をテーマにしたドビュッシーの『レントより遅く』他とそのドビュッシーに大きな影響を受けたルトスワスキ作品。そして後半は“調性感や空気感の繋がり”をテーマに、ヤナーチェクの『おとぎ話』とフランクの「ヴァイオリン・ソナタ」チェロ編曲版という考え抜かれたプログラムがとても興味深い。共演のピアニストが高木竜馬というのも刺激的だ。

若き二人の共演がどのような化学反応を起こすのか興味津々。

(公演詳細)
11月20日 (土) 紀尾井ホール
佐藤晴真 チェロ・リサイタル
https://www.amati-tokyo.com/performance/2107062053.php

●佐藤晴真(チェロ)

現在、その将来が最も期待される新進気鋭のチェロ奏者。2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。18年には、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールにおいて第1位および特別賞を受賞している。ほかにも泉の森ジュニア チェロ・コンクール金賞、全日本学生音楽コンクール第1位および日本放送協会賞、日本音楽コンクール第1位および徳永賞・黒柳賞、ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール第1位、アリオン桐朋音楽賞など、多数の受賞歴を誇る。
すでに国内外のオーケストラと共演を重ねており、室内楽公演などにも出演して好評を博している。NHKテレビ、NHK-FMにもたびたび出演。18年 、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。19年には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。 今後もプラハ放送響など国内外のオーケストラに招かれており、リサイタル、弦楽四重奏など室内楽公演も予定している。
20年11月には、名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる『The Senses~ブラームス作品集~』をリリース。
これまでに、林良一、山崎伸子、中木健二の各氏に師事。現在は、ベルリン芸術大学にて J=P.マインツ氏に師事している。
13年 東京都北区民文化奨励賞受賞。15年 ヤマハ音楽振興財団奨学生。16年度東京藝術大学宗次特待奨学生。18年ロームミュージックファンデーション奨学生。20年 第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第30回出光音楽賞受賞。 使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ 1903年。 ベルリン在住。

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