若手俳優たちが、思い出深い過去の出演作と、自身に影響を与えた映像作品を紹介する動画連載「私の1本、私を作った1本」。第2回には、中川大志が登場！ 小学生の頃に“映画の世界との出会い”を与えてくれたという初出演作や、「すごく笑えて、青春が詰まっている」という大好きな1本について話してくれた。

文 / 浅見みなほ

中川大志の“私の1本”

「半次郎」

西郷隆盛の右腕として幕末維新で活躍した薩摩藩の偉人・中村半次郎の半生を描く、2010年公開の伝記映画。主演を務めた榎木孝明が自ら企画し、「地雷を踏んだらサヨウナラ」の五十嵐匠が監督を務めた。共演はAKIRA（EXILE）、白石美帆ら。当時小学生だった中川は、父の仇討ちのため13歳で西南戦争に志願する宮田岩虎役で出演した。

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中川大志の“私を作った1本”

「サマータイムマシン・ブルース」

劇団・ヨーロッパ企画の舞台を本広克行が映画化した、2005年公開のSF青春コメディ。夏休み中のとある大学を舞台に、タイムマシンを発見したSF研究会の面々を映し出す。クーラーのリモコンが壊れて困っていた学生たちは、それが故障する前の“昨日”へタイムトラベルしてみることに。永山瑛太、上野樹里、与座嘉秋、川岡大次郎、ムロツヨシ、永野宗典、本多力、真木よう子、佐々木蔵之介らがキャストに名を連ねた。

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税込価格：Blu-ray 4180円 / DVD 2750円
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中川大志

1998年6月14日生まれ、東京都出身。ドラマ「家政婦のミタ」で注目を集め、映画「きょうのキラ君」「ReLIFE リライフ」「虹色デイズ」などで主演を務める。ドラマ「花のち晴れ～花男 Next Season～」「賭ケグルイ」「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」「G線上のあなたと私」にも参加したほか、NHK連続テレビ小説「なつぞら」ではヒロイン・なつの夫となる坂場一久を演じた。2019年には「坂道のアポロン」「覚悟はいいかそこの女子。」で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2020年以降は、日本語吹替版で主演を務めた「ソニック・ザ・ムービー」、石井杏奈とのダブル主演作「砕け散るところを見せてあげる」が公開される。