Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

成田凌「鳥肌が立ちました」 『くれなずめ』主題歌はウルフルズ『ゾウはネズミ色』に決定

ぴあ

21/2/3(水) 8:00

『くれなずめ』 (c)2020「くれなずめ」製作委員会

成田凌が主演を務める映画『くれなずめ』の公開が4月29日(木・祝)に決定。さらにポスタービジュアルと予告映像、ウルフルズが本作のために書き下ろした主題歌も合わせて解禁されている。

物語は高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興(赤フンダンス!)をやるべく5年ぶりに集まるところからスタート。久しぶりに出会った彼らは余興の後、“披露宴”と“2次会”の間の妙に長い“狭間”の時間を持て余しながら、昔の思い出に想いを馳せる。「しかし吉尾、お前ほんとに変わんねぇよな。なんでそんなに変わんねぇの?まあいいか、そんなのどうでも」彼らは認めなかった。友人がある日突然、死んでしまったことを。

この微妙な“狭間”の時間に起こる出来事は見るものの予想を超えていく。本作はかつて松居大悟監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を、錚々たるメンバーと共に映画化したものだ。

予告編はまず高校時代から仲間である6人が、意気消沈して披露宴の会場を後にする姿を映し出す。ウルフルズの楽曲『それが答えだ!』をバックに、披露宴の余興として全員で“赤フン衣装”を身につけたダンスを披露するも大スベりしてしまい、招待客からドン引きされてしまったのだ。「あれやって2次会行けます?」と、大成(藤原季節)は動揺、それに対して「俺ら素人なんだしさ、一生懸命やったんだからそれで良くない?」と、のほほんと答える吉尾(成田凌)。余興後、披露宴会場の裏口にたむろする彼らは何ともやるせない“2次会が始まるまでの微妙な狭間の時間”を持て余し、他愛ないやりとりで時間を潰す。

続いて切り取られているのは彼らの過去の姿。12年前、高校生の時に「真剣に掃除してよ!」と清掃委員長に(前田敦子)に怒鳴られたことや、カラオケ店で不良に絡まれたり、落ち込んだ時にわざとふざけて変顔していた吉尾の姿だったり“しょーもない”、でも、とても最高に楽しかった仲間たちとの記憶。しかし、映像はその楽しかった過去の思い出から、一転して今の世界へ。余興の練習をするために皆で集まっていたカラオケボックスで「ずっと気になってたんだけど、もしかして俺って…」と、突如言い出す吉尾と、それを大声で遮る仲間たち。

そして卒業して大人になった彼らを取り巻いてきたシビアな現実が映し出される。一体、吉尾という存在は何なのか? 披露宴と二次会の間の“今”と過ぎ去った“過去”の時間が交錯する中、これまで6人それぞれの人生に立ちはだかり、目を背けていた 現実に立ち向かっていく様子を切り取っている。

主題歌は本作のためにトータス松本が書き下ろしたウルフルズの新曲『ゾウはネズミ色』。松居監督のリクエストで実現したという。この曲は劇中で6人が赤フン姿でダンスを披露する曲で『それが答えだ!』のアンサーソングを意識して作られている。

ポスタービジュアルは久々の再会を果たした後、カラオケボックスで熱唱する6人の姿を切り取ったもの。「思い出にするくらいなら忘れてやる」「過去を書き換えろ」という寂しさを強がりで吹き飛ばそうとする男たちの熱情が感じられる、単なる青春ものとは一線を画す、インパクトのある熱いビジュアルだ。

タイトルの『くれなずめ』は「暮れなずむ」を変化させ、命令形にした松居監督自身による造語。日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態が転じて、前へ進もうとしても障害があってうまく進めないでいる状態を形容している。本作は、笑いとヤセ我慢と切なさが同居した青春の残りカスが心に刺さる作品となっている。



キャストから主題歌へのコメントは以下。

成田凌
松居監督と2人で「やっぱ主題歌はウルフルズさんがいいよね」「バカなふりして聞いてみたらどうですか?」なんて話していました。ドラマの現場で初めてトータス松本さんとお会いしたときに、「くれなずめ見たで」って言ってくれて、「どんな曲がいいと思う?」って言ってくれたんです。すごくおしゃれで最高な返事をしてくれて、とてもテンションが上がってずっと出来上がりを楽しみにしていました。初めて聴いた時は、身体に染み込みながら響ききった感じがして、映画終わった後のエンドロールの風景で、この曲が入るのかと思ったら鳥肌が立ちました。

最後に面白い仕掛けもありますし、主題歌いいし、ほんとちょっとしか出てない人たちがものすごく豪華で最高の瞬間を与えてくれます。自分の作品にこんなことをいうのは照れくさいけど、期待してもらって良いと思いますので、観てください!

松居大悟(監督)
「ウルフルズは世界一だよ」

普段はモゴモゴしてるくせに、ウルフルズと岡本太郎の話をする時だけまっすぐな瞳で呟くアイツが、なんだか恥ずかしかった。友だちへの手紙みたいな映画だから、そのバンドの曲で、下手くそなりに一生懸命、赤フンで踊りたかった。体はだらしなくて口が半開きだったのは、余裕がなかったからだよ。過去を振り返ってばかりだからこそ、映画の最後にはそのバンドの最新曲が流れたらたらいいなぁなんて、成田君と夢みたいな未来を夢見ていた。

トータスさんは、ウルフルズは、この作品の編集版を見て、「書き下ろす」って言ってくれたんだ。『ゾウはネズミ色』なんてとんでもない名曲、どんだけお前のことわかってるんだよ。聞いた?なに?モゴモゴすんなよ。お前へのラブソングじゃねぇよ調子乗んなよ。みんなに見られるのはちょっともったいないけど、「やっぱりウルフルズは世界一だな」ってなるよ、きっと。

本当にありがとうございます。ありがとう以上の言葉があればいいのにって何度も思いました。

間違い続けて、映画『くれなずめ』を作ってよかったです。

トータス松本(ウルフルズ)
劇中の「それが答えだ!」は、パパイヤ鈴木さんが振り付けを担当してくれた曲。PV用に皆で歌番組の現場とかでも空き時間に通路でずっと踊りの練習していた当時の思い出が蘇ってきました。映画の登場人物が嬉々としている姿が、若い頃の自分達をみているようで、嬉しくもあり、自分のことのように恥ずかしく思いました(笑)。主題歌「ゾウはネズミ色」はそんな「それが答えだ!」のアンサーソングを意識して作りました。

あれから約20年経って、「答えとは何か」と言えるようになっているかというと全然そんなことはない。生活していく上で色んなことは学ぶけど、「答え」には辿り着かないということが、昔よりもさらによく分かってきた。だけど「そういうもんなんじゃないの」と思っています。主題歌でかかる僕らの曲は、映画を観た後味を汚さないようにしないといけないのが大事。役者もみんなすごい良いし、ユーモアがあって面白い映画になっているので、この「ちょっとねじ曲がった青春群像劇」を楽しんでください。

『くれなずめ』
4月29日(木・祝)全国公開

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む