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TRIGGER、醒めない夢を届けた単独ライブ1日目「みんなの思い、ちゃんと届いているよ」

ナタリー

TRIGGER (C) BNOI/アイナナ製作委員会

スマートフォン向けアプリ「アイドリッシュセブン」から生まれたアイドルグループ・TRIGGERが、昨日7月3日にオンラインライブ「TRIGGER LIVE CROSS "VALIANT"」のDAY1を行った。

「TRIGGER LIVE CROSS "VALIANT"」はグループ初の単独ライブ。事前収録のライブ映像がABEMA、Stagecrowd、Streaming+で配信され、同時に全国の劇場でライブビューイングが実施された。TRIGGERは6月23日にリリースした2ndアルバム「VARIANT」の収録曲を中心にしたセットリストを用意し、全国のマネージャー(「アイドリッシュセブン」ファンの呼称)を楽しませた。

インスト曲「The dawn ~Sword of VARIANT~」をバックにしたオープニングムービーを経て、八乙女楽役の羽多野渉、九条天役の斉藤壮馬、十龍之介役の佐藤拓也が登場。「VARIANT」のジャケットイラストを彷彿させる漆黒の衣装を身にまとった3人は、2ndアルバムのリードトラック「VALIANT」でライブをスタートさせる。彼らはクラブミュージック調のサウンドに合わせて殺陣を交えたパフォーマンスを披露し、観客を一気にTRIGGERの世界観に引き込んだ。

序盤のMCでは、それぞれが楽、天、龍之介として本公演への意気込みやファンへの思いを語る。羽多野は「どんなに離れていても、みんなの声は届いているからな。最後まで俺たちについてこいよ。盛り上がろうぜ、みんな!」と声を張り上げ、斉藤は「今日は観てくれて本当にありがとうございます。みんなの思い、ちゃんと届いているよ。僕たちの声もちゃんと届けるから!」と息巻く。佐藤は「今日をみんなと迎えられてうれしいです。心の底から歌います。みんな楽しんでいってね」と笑顔を見せた。

そしてTRIGGERは2017年9月にリリースした1stアルバム「REGALITY」の収録曲を立て続けにパフォーマンス。デビュー曲「DIAMOND FUSION」やグループの持つセクシーな魅力が際立つナンバー「Leopard Eyes」など、彼らの原点とも言えるような楽曲を、ときに妖美に、ときにクールに歌い上げる。さらにTRIGGERにとって転機となった出来事に関係する楽曲「In the meantime」を、力強い瞳でじっと前を見据えて歌唱した。

「アイナナ」のストーリー内でTRIGGERが主演を務めるミュージカル「クレセント・ウルフ」の主題歌「Crescent rise」は、同曲のミュージックビデオを交えた演出によって、楽曲の魅力がより高めて届けられた。続いて披露されたのは作中のドラマ「ダンスマカブル」の主題歌「My Precious World」。「ダンスマカブル」内でそれぞれが演じたキャラクターをイメージした衣装に着替えた羽多野、斉藤、佐藤は、透明感のあるシンセサイザーの音色に乗せて力強い歌声を響かせた。

エモーショナルなサウンドの「DESTINY」、TRIGGER初のラブバラード「バラツユ」にはピアニストの岸田勇気が参加。メロディを美しい旋律でアレンジし、楽曲のさらなる魅力を引き出した。続く「Treasure!」にはホーン隊が加わり、先ほどまでのしっとりした雰囲気から一転、にぎやかなパフォーマンスが展開された。さらにTRIGGERは「醒めない夢を一緒に」というフレーズが印象的な楽曲「SECRET NIGHT」、アッパーな「NATSU☆しようぜ!」などを連投し、画面越しにファンを盛り上げた。ライブ終盤、まだまだ歌い足りないといった表情の3人。斉藤は「次はきっと皆さんの前で」、羽多野は「また絶対会えるよな」、佐藤は「その日を信じて、俺達はまた歌い続けよう」とそれぞれの言葉でファンとの再会を誓った。ラストナンバーは小室哲哉が提供したナンバー「DAYBREAK INTERLUDE」。パワフルな歌唱やMVを再現したダンスなど、ひときわ熱のこもったアクトでDAY1は締めくくられた。

なお本日7月4日に「TRIGGER LIVE CROSS "VALIANT"」のDAY2が開催される。

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