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“7年に及ぶ秘密の関係”を経て立ち上がる、シェニョー×麿「ゴールドシャワー」

ナタリー

左からフランソワ・シェニョー、麿赤兒。(c)Laurent Philippe

日仏国際共同制作ダンス公演 フランソワ・シェニョー×麿赤兒「ゴールドシャワー」が東京・滋賀ほかで上演される。

昨年フランスで創作された本作は、フランスのダンサー・振付家であるシェニョーと、大駱駝艦の麿赤兒によるデュオ作品。チラシには「この『妙』なる伝説を一瞬たりとも見逃すことなかれ!」と記載された。

上演に向けて麿は、シェニョーについて「立っているだけで、その美貌の中に傲慢・儚さ・頽廃・高貴が混然と渦巻き、漸く立っている姿に胸を打たれた。古代からの様々な物語をその身体に背負ったようなダンサーだ」と言い、「全能の神ゼウスが黄金の雨『Gold Shower』に変身し、人間の女性ダナエを射止め、英雄ペルセウスが生まれたように……。フランソワとマロの児も皆さまにそのように迎えて頂ければ幸いである」と意気込みを述べる。シェニョーも「2013年、私は麿赤兒と出会いました。7年に及ぶ秘密の関係の中で、私たちのパフォーマンスは魔法のごとく成長したのです! 『ゴールドシャワー』は、私たち二人の一筋縄ではいかない奇妙な儀式であるばかりか、身体を超越した魂の交換なのです。本作を日本の観客のみなさまと共有することは、私にとって大変有意義で重要な視点を与えることでしょう」と語っている。

公演は10月15日から17日まで東京・世田谷パブリックシアター、23日に滋賀・滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホールにて。東京公演は本日9月12日、滋賀公演は25日10:00にチケットの一般前売りがスタート。

麿赤兒 コメント

2013年大駱駝艦のフランス公演の際に美貌のダンサー、フランソワ・シェニョーに初めて会った。立っているだけで、その美貌の中に傲慢・儚さ・頽廃・高貴が混然と渦巻き、漸く立っている姿に胸を打たれた。

古代からの様々な物語をその身体に背負ったようなダンサーだ。

私の中にこのダンサーと一緒に踊ってみたいと言う衝撃が走った。

そして7年の歳月の後、2020年フランスにてようやく婚姻が成立し二人の子供「Gold Shower」が産声を上げたのだ。

全能の神ゼウスが黄金の雨「Gold Shower」に変身し、人間の女性ダナエを射止め、英雄ペルセウスが生まれたように……。

フランソワとマロの児も皆さまにそのように迎えて頂ければ幸いである。

フランソワ・シェニョー コメント

私が初めて日本を訪れたのは2011年。以来、幾度となく日本各地で作品を発表してきました。日本でのツアーは、常に私のアートにおける極めて重要な瞬間-空間や社会問題へのアプローチ、伝統文化との関係性など、新しい可能性を発見する機会となりました。

2013年、私は麿赤兒と出会いました。7年に及ぶ秘密の関係の中で、私たちのパフォーマンスは魔法のごとく成長したのです! 「ゴールドシャワー」は、私たち二人の一筋縄ではいかない奇妙な儀式であるばかりか、身体を超越した魂の交換なのです。本作を日本の観客のみなさまと共有することは、私にとって大変有意義で重要な視点を与えることでしょう。

この日本ツアーが麿との秘密のダイアローグを完結し、私たちのアーティスティックな旅を完成させてくれますよう! そして、常識を疑い続ける次世代のダンサーたちの礎となり、踊られ、破壊され、心からエンジョイされることを!

日仏国際共同制作ダンス公演 フランソワ・シェニョー×麿赤兒「ゴールドシャワー」

2021年10月15日(金)~17日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター

2021年10月23日(土)
滋賀県 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール
ほか

構想・出演: フランソワ・シェニョー、麿赤兒

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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