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中川翔子が語る、出会いや別れで再確認した歌手としてのあり方「“生きた証”として残るものが歌」

リアルサウンド

18/11/27(火) 12:00

 30代を迎え、ドラマや舞台への出演など活動の幅を広げてきた中川翔子が、シンガーとして実に約3年半ぶりのシングルをリリースする。

参考:中川翔子、史上初の1日で全66曲熱唱 “歌手としての歩み”を体現したバースデー公演

 ニューシングル『blue moon』は、表題曲がテレビアニメ『ゾイドワイルド』(MBS・TBS系列)の2クール目のエンディングテーマ。遠く離れていても、常に心の中にいる特別な存在について歌った爽やかな楽曲である。また、人気劇作家の根本宗子が作詞を手がけた「Heavy Girl」では“重い女”の情念をたっぷりと歌い上げ、先日リリースされたCHiCO with HoneyWorksとのコラボ曲をセルフカバーした「ミスター・ダーリン」では、“夫婦の絆”をキュートに歌い上げるなど、三者三様の“愛のカタチ”が並んだ濃密な作品に仕上がった。

 この3年半の間に、仕事面はもちろん、愛猫マミタスとの別れなどプライベートでも大きな出来事を経験した中川。そうした試練は彼女の作品に、どのような影響を与えているのだろうか。それぞれの楽曲についてのエピソードはもちろん、ファンへの熱い思いや今後の展望についてもたっぷりと語ってもらった。(黒田隆憲)【最終ページに読者プレゼントあり】

■「愛を届けられるくらい心が強くなりたい」

ーー今回、ソロ名義での音源としては約3年半ぶりのリリースとなりますが、まずは率直な心境を聞かせてもらえますか?

中川:3年半ぶりというのはビックリですね。30代に入ってドラマとか舞台とか、初めてのことにも挑戦したし、生活環境もかなり変わってきて。でも、その間にもライブはずっとやりたいと思っていたし、ブレない夢として「歌を長く歌いたい」というのがあったので、今回リリースが決まって本当に良かったですし、しかもテレビアニメ『ゾイドワイルド』のエンディングテーマも決まったと聞いて、思わず「バンザーイ!」って叫んじゃいました。

ーー(笑)。元々『ゾイド』はご存知でしたか?

中川:かなり歴史のあるシリーズだということは存じていました。知り合いの40代の方からも、「『ゾイド』シリーズの曲を、翔子ちゃんが歌うなんてビックリだし嬉しいよ!」とおっしゃってもらって、そんな作品に関わらせていただけるのは光栄だなと思いました。お引き受けしてからは、プロットやキャラ設定を見せていただいたり、自分なりにも色々調べたりして、そこからどういう歌詞にしていくかを考えました。

ーー「blue moon」というタイトルには、どんな意味があるんですか?

中川:詞を共作したmeg rockさんから提案があったんですけど、後から調べたら「あり得ないほどの奇跡」という意味もあることを知ったんです。もう「これしかない!」って。

ーーというのは?

中川:月って、地球にとっては特別な存在じゃないですか。ずっと見守ってくれるし、寄り添ってくれる。曇って見えなくなったり満ち欠けしたり、スーパームーンやストロベリームーンなんて現象もあったりするけど、どんな状況であってもいつも一緒だし、いつも同じ面を向けて見守ってくれているというか。そういう月と地球の関係を、アラシと相棒ワイルドライガーの関係性に寄せて行きました。歌詞の全体的な構成や、サビのフレーズは主に私が考えて、補足でmegちゃんに入ってもらった感じですね。

ーー中川さん自身の、個人的な思いや経験も投影させていますか?

中川:はい。歌を歌っていると、「もう会えなくなってしまった存在にも届くんじゃないかな」という感覚がすごくあって。きっと誰しも、「いてくれたから今の自分がある、そしてこれからも生きていける」と思えるような大切な存在があると思うんですよ。そんな存在を思い浮かべながら聴いていただけるように、自分自身も、その存在への感謝を込めました。

ーー今おっしゃった、「歌を歌っていると、もう会えなくなってしまった存在にも届くんじゃないかな」という感覚は、ずっと前からあったものですか?

中川:「歌を歌いたい!」っていうシンプルな衝動は小さい頃からあったんですけど、誰かに聴いてもらって歌を歌うという機会があるたびに、どんどん思うようになっていきましたね。あと、普段の日々でもふとした瞬間に、「わ、なんか懐かしいな」とか、「あの時は一緒にいたなあ」とか思うことがよくあって。きっとmeg rockさんの書いてくれる歌詞の世界観にそういう要素が前からあって、それにだんだん気づいてきたのだと思います。やっぱり人生って、嬉しいことも新しい出会いも、悲しいことも永遠の別れも、いつか必ず経験するんですよね。

ーー中川さんにとって、愛猫マミタスとの別れは大きな出来事だったと思うんですが。

中川:すごく大きかったですね。歌詞を書くときにもいつもそばにいてくれたし、挫けそうになったり、「もう(音楽活動を)辞めるしかないのかな」と思ったりした時も、黙ってそばにいてくれて。忙しかったり大変だったり、ずっと外にいる時間が長かった時でも、ずっと待っててくれていたんだなと思うと、私にとってとても大きな存在でした。

ーー個人的には、〈星が見えない夜も朝も 君は いつも そこにいて 変わらずに 僕を 見守って 照らしてくれるんだ どんなときも ずっと 一緒に〉という歌詞が響きました。もう二度と会えなくなった存在でも、自分が忘れなければずっと心の中に生き続けるのだなって。

中川:マミタスが亡くなって、私がまだ整理がついていないときにヒャダインさんが、その気持ちを「愛してる」という曲にしてくださったんです。その時の思いをなんとか言葉にして吐き出したものを、ヒャダインさんが歌詞として組み立てて下さった曲なんです。最初はもう、ライブでも泣いてしまって最後まで歌えなくて。でも、〈いつかまた 虹の向こう 手を繋ごうね ありがとう〉という歌詞を改めて読んで、「あ、そうか。これからも一緒に生きていけるんだ」っていうふうに、気持ちの角度を変えさせてもらって乗り越えられたというか。同じように、「blue moon」の意味する「あり得ないほどの奇跡」と思えるほどの出会いって、サトシとピカチュウとか、ラプンツェルとパスカルというか、アラシとワイルドライガーというか(笑)。

ーーええ(笑)。

中川:そういう出会いって、人生の中で何度もあるわけじゃないですよね。だからこそ、その存在のおかげで前に進むことができて、夢を見つけられて。折れて粉々にならないで済んだというか。それが、聴いてくださった人にとっては誰なのかを、一人一人聞いてみたいなあとも思いますね。

ーーそんな風に考えられるようになったのは、お父さまのことも大きいですか?

中川:そう思います。父もまだ、そばで見守っていてくれているような気がしてならなくて。この間も林哲司さんから、まだ針を落としてない父のレコード盤をプレゼントしてもらったんです。そういう父との「出会い」が、まだまだこれから先も続くのかもしれないし、私がこうやって歌い続けているのも、もしかしたら父の夢の続きなのかな? って。あんまりそういうこと、思い過ぎないようにはしているんですど、たまにこういう不思議な出来事があると「あ、やっぱり!」ってついつい思っちゃいますね(笑)。

 あと、「大切な存在はいつまでも心の中に生き続ける」という意味では、今回の「blue moon」は必ずしも別れの歌じゃないと思うんです。反対の立場でいえば、どんな時も無償の愛情を注ぐってすごく大変なことですよね。人の幸せを願ったり、笑顔で長生きして欲しいなって思えたりするのって、本当に覚悟のいることだと気づいてからは、自分もそれを誰かに対してそういう存在になれるように、愛を届けられるくらい心が強くなりたいなって。そんなことをぼんやり思ってたのが、今回歌詞にまとめられて良かったなと思います。

■「上手に恋愛できる人って凄い」

ーーカップリングの「Heavy Girl」は、作詞が根本宗子さんで、タイトル通り「重い女」が主人公です。「blue moon」とは全く違う「愛」を歌っていますよね。

中川:実は、この曲も『ゾイドワイルド』のタイアップ候補に上がっていたんです。今までに歌ったことのない感じのメロディだったから、「カップリングに入れてもいいんじゃないか?」って。しかも、せっかく久しぶりのリリースだし、今までとは全然違う歌詞にしてみようと。それで根本さんにお願いしたのですが、内容については特にこちらからリクエストせず、「中川翔子を素材に、自由に書いていただけますか?」と言ったところ、こんな歌詞だったのでビックリしました(笑)。

ーー男に振り回され、ゲームは捨てちゃうしお金も貢ぐ……。実在の中川さんではあり得ないキャラですよね。だからこそ、中川さんに演じて欲しいという根本さんの気持ちもわかります(笑)。

中川:でも若い時って、なんでも好きなものにしか目に入らないから、もしかしたら誰かのこと「好き!」ってなったらメール送りまくっていたかもしれない……。ただ、それで失敗したら流石に学ぶじゃないですか(笑)。今は私も「適度な距離感こそベスト」と学んだつもりなんですけどね。でも、分かんないですよ実際に恋したら。「ゲームやめろ」って言われたら「いや、あなたがどっか行ってよ」って、言えると今は思うんですけど。

ーーですよね?

中川:でも、それを超越するぐらい好きな人に出会えたら、それは人生においてハッピーなことでもあるのかもしれない。

ーーそうですかねえ。

中川:私、上手に恋愛できる人って凄いなって思うんですよ。他人に対してだったら「あんな人やめなよ」とか「そんな時はこうしたら?」って言えますけど、自分が恋の真っ只中だったらどうなるか分からないし、他人からの苦言なんて聞きたくもないってなるかもしれないし。

ーーまあ、確かにそうですね。

中川:そう、だから誰しも思い当たるふしというか、遠からずな話でもあると思うんです。

ーーMVもメチャクチャ面白かったです。彼氏の不義理を、中川さんがツイキャスみたいにして訴えているオープニング……初めてみた人はビックリしますよね、「何これ流出画像?」って(笑)。

中川:そうそう(笑)。この物語も根本さんが考えてくれたんですけど、メチャメチャ雨に降られてずぶ濡れになったり、ゴミ捨て場に捨てられたり(笑)、頭からコップの水をかけられたり散々な目に遭うんですけど、だんだん「もっとやって!」っていう気持ちになってきて。

ーーあははは!

中川:あと、歌の中でも使われているセリフがあって、これをどういう風に言えば自然な演技になるか考えましたね。30代になって、ドラマや舞台をやっておいて良かったなって思えました。いつか演技が歌にも活かせたらいいな……と思っていたんですけど、それがこれだったのかもしれない(笑)。おっしゃったように、ツイキャスみたいな感じで携帯に向かって「私はまだ好きだし!」みたいに一人語りしているんですけど、その演技がすごく楽しくて(笑)。後で見直したら、「うわ、目がヤバ!」って引きました。

ーーいや、めっちゃリアルですもん(笑)。

中川:今までMVで演技するのは、少し照れがあったんですけど、これはそういうのがなく演じられましたね。

ーーCHiCO with HoneyWorksとの共作「ミスター・ダーリン」のセルフカバーーは、どのように作りましたか? 

中川:チコハニさんの楽曲は本当に、10代の甘酸っぱさ全開の胸キュンソングばかりじゃないですか。もう眩しくて、少女漫画を読んでいるような気持ちになるというか。自分が現世では叶わなかった世界だな……ということで、「癒し」を求めて落ち込んだときに聴いてたんです(笑)。で、去年Twitterでチコハニさんを発見して。「いたー!」と思ってフォローしたら、フォローバックしてもらって。さらに今回、10枚目のシングルで「コラボしませんか?」というオファーまでいただいたんです。チコハニのメンバーのCHiCOさんもshitoさんも、学生の頃に私の曲をよく聴いてくださっていたらしくて。

ーーそうだったんですね。

中川:それで、「どんな曲がいいですか?」って聞いてくださったので、「ライブで盛り上がれる曲だと嬉しいです」とだけお伝えしたら、こんな素敵な大人のラブソングを送ってくださいました。もう、耳がシュガーになるような甘い楽曲! 斬新だったのは、「夫婦ソング」だったこと。チコハニさんにとっては「夫婦ソング」って結構、いつもよりも大人のモードで書いてくださったと思うんです。継続することの大変さ……歌もそうですが、結婚の始まりがラブラブでもそれを維持するのって本当に大変なことで。その秘訣について歌っているのがとっても可愛いし、ライブの掛け合いもきっと盛り上がるだろうし。ChiCOさんとのコラボバージョンはピアノをフィーチャーしたチコハニさんらしいアレンジなんですが、セルフカバーは今回用にリアレンジしてくださって。

 私は今、新曲のリリースイベントとして、日本全国を『ラッキームーンツアー』と銘打って周っているんですけど、ファンの方の中には初めましての方も、久しぶりの方も、ずっと追いかけてくださっている方もいて。なんだか「第三次結婚ブーム」みたいになってるんです。コンサートにきたファン同士でメチャメチャ結婚して、メチャメチャ子どもが生まれてて。人口が増えてるんですよ。

ーー(笑)。しょこたんファミリーが。

中川:「子どもが生まれてなかなか遠征はできないけど、ツアーで来てくれたから子どもと会いに来たよ!」というファンの方がたくさんいるんですね。「翔子がいなかったらこの子もきっと生まれてなかったよ」と言ってもらうのが衝撃的で。もちろん、私のおかげなんかじゃなくて、みんなの行動力の賜物なんですけど。もちろんそう言ってくれるのは本当に嬉しいことですよね。

ーーここで歌われている「結婚観」は、中川さんは共感するところありますか?

中川:私、家系が母もそうだし祖母も、女が強くて働いていて、男子たちが早々にいなくなっちゃうんですよ(笑)。いないのが普通の景色だったから、子どもさえいれば別居婚でもいいかもくらいに思っていたんですけど、この歌を聴くと「そりゃ結婚、たまらないよね!」と思いました(笑)。きっと「Heavy Girl」のような体験をした女の子が、最終的に「ミスター・ダーリン」みたいな男の子と出会えて良かったね、みたいな。

ーーですね(笑)。で、「blue moon」で歌われている「愛の境地」にたどり着いたら最高ですよね。

中川:そうそう! 最初は「blue moon」と「Heavy Girl」の2曲の予定が、「ミスター・ダーリン」も入れられて、3曲それぞれ全然違う「愛のカタチ」を描けてる。3年半ぶりに相応しい、すっごくボリューミーな1枚になりましたね。壮大な大河ドラマのようなシングル(笑)。

■「「生きた証を残したい」ということが私の根底にある」

ーーところで中川さんは、最初におっしゃっていただいたように30代に入られてから、様々な分野で活動されています。そんな中で音楽活動はどんな位置付けになってきていますか?

中川:ドラマや舞台は最初、やるのが怖かったし、歌から遠ざかってしまうんじゃないかという懸念もありました。ずっと「中川翔子」としてソロでやってきたから、他の役を演じることが出来るのかなということも不安だったんです。でも、やってみたらすごく楽しくて。もちろん稽古は大変だったんですけど、「歌う」ということとはまた違う「表現のニュアンス」を学ぶことが出来たし、経験値もすごく上がった気がします。

ーー経験値が上がったというのは?

中川:音楽活動は、私のことを見にきてくれた人たちの前で行う、いわば「ホーム」なんですよね。もちろん、そこでいただける応援の声もとても大切なんですけど、舞台やドラマは、私のことを特に知らない人が観てくれる「アウェー」の場で、そういうところで頂ける拍手というのは、報われた感がちょっと違うんです。

 それと、30代になってからは、体の無理が利かなくなったというか……(笑)。20代の頃は、ちょっとくらい体調が悪くても気合いでなんとかしてたんですけど、30代になってからはそうはいかないし、コンデションを完璧に整えておかないと、ソロでやっている時よりも多くの人に迷惑をかけてしまうことになるんですよね。

ーー中川さんだけを見にきているわけじゃない人の前では、何の言い訳もできないですもんね。

中川:そうなんです。だから、ものすごく体調管理は気をつけるようになって、おかげで最近はほんっとうに風邪をひかなくなりましたね。結果的に、普段の暮らしもとても快適になった。

 あと、30代になって始めたこととして「ディナーショー」があって。実は、私の祖母がシャンソン歌手の追っかけをしていて、物心ついた頃からディナーショーに連れて行ってもらっていたんですね。ある意味「大人の象徴」として、ディナーショーが自分の中にずっとあったんです。

ーーへえー!

中川:でも、自分がディナーショーをやるのは孫が生まれる頃だろうな、その頃に出来たらいいな、なんてこっそり思っていたことが、もう叶うっていうのはすごくありがたいなと思っていますね。例えば「空色デイズ」をピアノだけのアレンジにしたり、自分のテンポで自由に歌ってみたり、普段のライブとは違う表現を学ぶことが出来て、とても勉強になっていますね。活動の幅が広がった分、音源のリリースが長引いてしまったんですけど、「絶対に私は歌を続けていくんだ」という気持ちはより強くなりました。

ーー先だってのバースデーライブで、「みんなが生きて、足を運んでくれるからコンサートを開くことができます。歌ってる瞬間が一番幸せです」とおっしゃっていました。

中川:「歌を歌いたい」という最初の夢から、声のお仕事だったり、深海に行くことが出来たり、父の足跡を見つけることが出来たと思うんですね。それに「生きた証」として死んでも残るものとして、自分の魂や、その瞬間にしか見えなかった気持ちや景色、声が一番残るのが「歌」なのかなって。

ーーファンと直接コミュニケーションできる場が、「音楽活動」なのかも知れないですしね。

中川:もちろん、会えることも大事ですけど、「歌」というのは知らないところでも誰かの心に何かの色を残してくれるじゃないですか。「生きた証を残したい」ということが私の根底にあると思うと、ブログやTwitterも絵も歌も、残ることにこだわって生きたいのかもしれないですね。10年くらい前に書いた何気ないことが、10年後になって「あの時の文章を読んで好きになって、今お仕事出来て嬉しいです」なんて声をかけていただくこともあるし。知らないうちに種まきしていることも、いっぱいあるんだなって。

ーー30代になった中川さんは、今後どんな歌を歌っていきたいですか?

中川:「blue moon」もそうですが、いつか壮大な夢として「愛の讃歌」を歌いこなせる、カッコよくて説得力のある歌手になりたいんです。そのためにはもっといろんな目に遭わなきゃと思うんですよね。

ーー(笑)。

中川:あんなにかっこいい加藤登紀子さんですら、「愛の讃歌」を解禁したのがほんの10年前だと聞いて衝撃を受けて……。説得力が増すと、歌ってすごく大きな意味や力を持つと思うと、人生ごとに色んな出会いや出来事、嬉しいことも悲しいことも起きる中で、自分が今までやっていなかったことをどんどんやっていきたいなって思います。

 そうそう、この歳になって運転免許を取ろうと思ったのもその一つですね。来週、仮免の試験なんですよ……出来る気がしない(笑)。あと、友達を家に招いたり、赤羽に行って飲んだり(笑)。そうやって、どんどん自分の幅を広げて、色んな形の「愛」を歌っていけたらいいなと思いますね。(黒田隆憲)

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