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片寄涼太も参戦! 映画『糸』に、菅田将暉との男気友情出演

ぴあ

20/2/26(水) 12:55

『糸』片寄涼太 (C)2020映画『糸』製作委員会

菅田将暉と小松菜奈のダブル主演作『糸』に、片寄涼太が参戦していることが分かった。そしてこの度、片寄、菅田のコメントが公開された。

2006年、夏川りみの歌をモチーフとした映画『涙そうそう』。さらに2010年の、一青窈の歌をモチーフとした映画『ハナミズキ』。これら愛され続ける歌の力が物語にさらなる深みを与え、多くの感動を呼んできた。そして今、長きに渡り人々の心を魅了してやまない、永遠に歌い継がれる中島みゆきによる同名曲を映画化した『糸』が、愛と絆の感動作品として誕生しようとしている。

中島による名曲『糸』は、彼女が知人の結婚を祝して作り、1998年にリリース。“糸”を人に見立てて、男女の出逢いの奇跡と絆の大切さを歌ったこの曲は、ドラマや数多くのCMに起用され、今もなお、多くのアーティストたちに愛され、歌い継がれている。本作はそんな名曲の歌詞を元に、平成元年に生まれた男女ふたりが、令和を迎える31年間の中で、出逢い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を描き出す。

監督は、骨太な社会派ドラマから感動の恋愛物語まで、ジャンルを超えてその卓越した演出力を発揮してきた人間ドラマの名手・瀬々敬久。原案・企画プロデュースは、『黄泉がえり』など数多くの感動作を手がけてきた平野隆だ。

平成元年に生まれた主人公の男女を『アルキメデスの大戦』の菅田と、『沈黙 -サイレンス-』でハリウッドデビューも果たしている小松が演じる。ふたりはこれが3度目の共演だ。さらに、榮倉奈々、斎藤工、山本美月、倍賞美津子、成田凌、二階堂ふみ、高杉真宙など、主役級キャストが脇を固める。

そんな本作に、追加キャストとして発表された片寄。GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルとして活躍し、近年では『兄に愛されすぎて困ってます』『PRINCE OF LEGEND』など、俳優業でもその存在感を発揮する存在だ。昨年末に公開された『午前0時、キスしに来てよ』の大ヒットも記憶に新しい。そんな片寄が今作で演じるのは、東京に上京してきた葵(小松)が出逢い、恋仲となるファンドマネージャー・水島(斎藤)の部下である佐々木役。エリートサラリーマンとして、スーツ姿でクールに演じる。

今回、菅田と片寄の共演シーンはないものの、昨年放送され、話題となったドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』では教師と生徒役で共演していた。今作では、過去に共演した俳優やプライベートでも親交の厚い俳優、スタッフ等が関わり合い、映画のテーマでもある“縁”や“人と人との繋がり”を改めて感じていた菅田。そんな話を製作陣と話していた中、佐々木役に誰が良いかという話になった際、ドラマ『3年A組…』で共演した片寄の名前が挙がり、プロデューサーがダメ元でオファー。片寄側も「菅田の主演作品であれば……!」と快諾し、今回の出演が実現したようだ。

公開された片寄、菅田のコメントは下記。

■片寄涼太
この度、映画『糸』に出演させていただき大変光栄に感じております。主演の菅田将暉さんとはドラマ『3年A組…』でご一緒させていただいて以来、とても尊敬する役者さんのひとりとしてその姿を追っていたのですが、そんな菅田さんとのご縁もあり、今回の機会を頂けたことも大変ありがたく感じております。豪華なキャストの方々に並んでこの作品に携わらせて頂けたことは、自分にとって恐れ多く、未だに信じられないような気持ちです。瀬々敬久監督のもと、この『糸』の世界で役を演じさせていただけたことも、今後の自分にとって大きな財産となる経験だったと感じております。映画『糸』が多くの方に届いて、その感動の『糸』がたくさんの方の心を繋いでいくことを確信しています。素晴らしい作品がひとりでも多くの方に届きますよう願っています。

■菅田将暉
『3年A組…』という作品で出会った片寄くん。一役者として、作品への関わり方にすごく情熱を感じます。今回も力を貸してくれると聞いた時は嬉しかったです。今作でもとても印象に残っていて、それはビジュアルというのは大前提にあるのですが、一見映画の中で誰でも良さそうな役って、誰でも良い訳ではなくて。こういった映画との関わり方を快くやろうとする彼の心意気に感謝です。

『糸』
4月24日(金)より全国公開

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