ドキュメンタリー「ダンシングホームレス」の予告編がYouTubeで公開された。

本作は、路上生活経験者だけで構成されたダンスグループ「新人Hソケリッサ」を追ったもの。主宰者である振付師のアオキ裕キは、ホームレスは五感などの身体感覚が原始的な体に近いと考え、人間本来の生命力あふれる踊りを作るためにグループ活動を開始した。映画にはアオキのほか、新宿のバスターミナルで路上生活をする西篤近、社会と妻から逃げた小磯松美、メニエール病を患いドロップアウトした横内真人、父親の暴力から逃れ路上生活者となった平川収一郎らが実名で出演する。

今回解禁された予告編には、ソケリッサのメンバーが路上で寝泊まりしている姿や、雨の中で踊る場面が収められた。1人ひとりが壮絶な過去を語ったのち、映画のラストを飾る13分超えのダンスシーンの一部も映し出される。

「ダンシングホームレス」は3月7日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。

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