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焼き芋の爆発も実体験、「最初の晩餐」監督が食をテーマにした理由語る

ナタリー

19/10/30(水) 13:10

左から常盤司郎、遠山正道。

「最初の晩餐」のイベントが10月29日に東京・角川試写室で行われ、監督の常盤司郎、Soup Stock Tokyoの創業者・遠山正道が登壇した。

「最初の晩餐」では、父の通夜に母が出した目玉焼きから始まる“通夜ぶるまい”が描かれる。染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏らが出演した。

常盤とは親交が深いという遠山。本作の感想を「僕の好きな『蒲田行進曲』を超えた。家族とはなんなのか? 家族の1人ひとりが積極的に絆を構築していくのが家族だというメッセージを受け取った」と伝えた。それを受け常盤は「観る人によって変わっていく映画。200人いたら200通りの家族の思い出があるはず。この作品を観ると、自分の家族について考えざるを得ないと思う」と語る。

また遠山は、映画で食べ物が印象的に描かれていることに触れ「家族の物語を食に集中させていて、目玉焼き1つから話が広がっていくのも面白い。食は万国共通だからテーマとしてもいい」と述懐。常盤は「家族のことを振り返るとき、食が関係していることが多い。劇中で描かれる焼き芋が爆発するエピソードも実体験。僕が本当に嫌いな食材も劇中に出てきます。家族で囲んだ食卓での会話も、無言もすべて記憶であり、家族との思い出」と明かした。

「最初の晩餐」は11月1日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

(c)2019『最初の晩餐』製作委員会

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