【CIXリレーインタビュー(1)】 例えるなら“油そば”? リーダーBXが思うCIXとは
20/5/18(月) 12:00
2018年のK-POP界に一大センセーションを巻き起こしたボーイズグループ、Wanna One(ワナワン)。公開オーディション番組『PRODUCE101 シーズン2』から誕生し、韓国のあらゆる音楽チャートで1位をさらった。期間限定グループのWanna One活動終了後、グループで“ビジュアルセンター”といわれていたべ・ジニョンが、ソロ活動後に新ボーイズグループを結成すると大きな話題になったのがCIX(シーアイエックス)だ。前評判どおり、デビュー曲『Movie Star』は、デビューわずか7日で音楽番組の1位を獲得するなど、新人離れしたスタートダッシュを決めた。
韓国デビューの3カ月後には、日本1st EP『HELLO Chapter 1. Hello, Stranger』で日本での活動をスタートし、K-POP専門誌『K-POPぴあ』の表紙も飾った。11月に行われた初の日本単独公演『CIX JAPAN DEBUT SHOWCASE “Complete In X”』のチケットは、わずか10分で完売するという勢いからも、日本でのファンの熱がうかがえる。
CIXの注目ポイントは、ビジュアルと実力を兼ね備えた5人のケミストリーとオンとオフのギャップだ。前述のべ・ジニョンと、有名デビューサバイバル番組で最終候補まで勝ち残ったラッパーのBXとメインボーカルのスンフン、モデルとして活躍していたスタイル抜群のヒョンソク、そして俳優志望の練習生から大抜擢されたヨンヒという5人の美麗さたるや。そのうえ、平均年齢20歳とは思えない豊かな表現力でパフォーマンスを繰り広げるが、オフステージでは年相応の5人兄弟のような仲の良さで、ほっこりさせてくれることもしばしば。
そんな5人から日本のファンへメッセージが到着した。4月にリリースした初の日本オリジナル表題曲となった1stシングル『Revival』についてはもちろん、グループのことやプライベート、そして、おウチ時間の過ごし方から他のメンバーの紹介まで、日本のファンに向けてひとりずつ質問に答えてくれた。まずはリーダーのBXが登場する。
BXはメンバー最年長、22歳のリーダー。ロートーンボイスが魅力的なメインラッパーで、作詞・作曲もこなす。CIXのメンバーとしてデビューする以前には、韓国で放送されたデビューサバイバル番組『MIXNINE』(2017年10月~2018年1月)、『YG宝石箱』(2018年11月~2019年1月)で最終候補にまで残った実力派だ。ラッパーというと硬派なイメージだが、BXは愛嬌満点でオフステージではいつでもニコニコ。自身の魅力的な部分を問うと「笑ったときの三日月目と、声が魅力だと思います」と答えてくれたが、恐竜顔にエクボがかわいい。そんなBXの一問一答はこちら!
── 自分でCIXにキャッチコピーをつけるとしたら?
「虹のようなグループCIX」。さまざまな魅力にあふれたCIXは、まるで七色の虹のようだから。
── CIXのメンバーの一員として、チームワークをよくするためにやっていること、心がけていることはありますか。
メンバー同士の相性はとても良いのですが、それでもお互いを理解し、思いやりをもって接するように努力しています。
── そんなCIXを“食べ物”に例えるとすると?
油そばです。そのくらい、中毒になるグループ!
── 日本1stシングル『Revival』(2020年4月1日リリース)はどんな曲?
あふれる恋心をエモーショナルに表現したミディアムテンポの曲です。
── 『Revival』のおススメポイントを教えてください。
メンバーそれぞれの個性ある歌声をじっくりと聴いてくださったらうれしいです。また、雨の日に車の中で聴くとすごく心地良いと思います。
── 『Revival』には“復活”や“再生”という意味がありますが、個人的に“復活させたい”と思うことはなんですか?
僕が幼い頃によく遊んでいたレゴブロックです。レゴを完成させて、少しその場を離れて戻ってきたら、すべて崩れていたので……(T_T)。
── これまでの日本活動で印象に残っていることなどはありますか。
日本1st EP『HELLO Chapter 1. Hello, Stranger』のアルバムお渡し会で、FIX(CIXのファンダム名)の皆さん一人ひとりと近くでお会いすることができたんです。とてもうれしかったです。
── 今後の日本活動に向けた抱負や、目標を教えてください。
これからも日本で素敵な楽曲とステージをお届けしていく予定です。頑張って努力して、もっと多くの方々に愛されるCIXになります!
── 日本で『Revival』のパフォーマンスが見られる日を楽しみに待っていますね。日本に来たらやりたいことはありますか?
日本のコンビニで、大好きなピーチ味の水を買って飲みたいです(笑)。
── 『Revival』は春らしい曲ですが、個人的に春に聴きたくなるおススメの曲は?
NOAさんの『LIGHTS UP』です。ドライブをしながら聴きたいですね!
── おウチ時間の過ごし方を教えてください。
読書したり、作曲したり、日本語の勉強をしています。
── 次に登場するメンバーのことを、普段は何と呼んでいますか?
「スンフナ~(スンフンちゃん~)💛」と、呼んでいます(笑)。
── そのメンバーを紹介してください。また、あなたから見たメンバーを描いてください。
「スンフンは、メインボーカルです!」
── 「僕にとって、スンフンは●●●だ」。●●●に入る言葉は?
「コミュ力おばけ」だ!
初めて会う人たちともすぐに仲良くなれる社交性を持っているんですよ。
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プロフィール
グループ名のCIXは「Complete In X」の略で、BX、スンフン、べ・ジニョン、ヨンヒ、ヒョンソクという未知の可能性秘めた5人メンバーが一緒に集まった時に初めて完成される「未知数の完成」という意味が込められている。2019年7月23日、CIX 1st EP ALBUM『HELLO Chapter 1. Hello, Stranger』で韓国デビュー。デビュー・ショーケースのチケットは、なんと30秒で完売し、デビュー曲『Movie Star』は、デビューからわずか1週間で音楽番組の1位を獲得した。2019年10月23日には、デビュー曲『Movie Star』の日本語バージョンと初の日本オリジナル曲『My New World』が収録された『HELLO Chapter 1. Hello, Stranger (1st EP) [Japanese ver.]』で日本初進出。11月に東京・大阪で行われた初の日本単独公演『CIX JAPAN DEBUT SHOWCASE “Complete In X”』のチケットは、わずか10分で完売した。2020年4月1日には、東方神起、AI、三浦大知らの楽曲でレコード大賞優秀作品賞を受賞している日本の音楽プロデューサーUTA氏の手による初の日本オリジナル曲『Revival』を表題曲とした1stシングル『Revival』をリリース。
取材・文:坂本ゆかり
構成:「K-POPぴあ」編集部
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