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上白石萌音と佐藤健が息ぴったり 『恋はつづくよどこまでも』撮影現場の“匂い”事情明かす

リアルサウンド

20/1/8(水) 15:00

 1月8日に、14日から放送がスタートする火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』 (TBS系)の舞台挨拶が行われ、主演の上白石萌音をはじめ、佐藤健、香里奈、毎熊克哉、堀田真由、渡邊圭祐、昴生、吉川愛が登壇した。

 本作は、主人公・佐倉七瀬(上白石萌音)が恋に落ちたドSなドクター天堂浬(佐藤健)を追ってナースとなり、同じ病院で働く様子を描くラブコメドラマ。真っ直ぐに天堂を思い続ける七瀬を、ゴールデンプライム帯連続ドラマ初主演の上白石が爽やかに演じ、健気に恋をする姿を見せる。原作は円城寺マキの同名コミックス「恋はつづくよどこまでも」(小学館)、主題歌はOfficial髭男dismが担当する。

【写真】はにかむ佐藤健

 第1話の完成披露試写のあと、盛大な拍手の中、キャスト一同が登壇。上白石が「ドラマ、いかがでしたか!」と観客に呼びかけると会場からは大きな拍手が起こる。「昨日の夜から脈拍がおかしなことになるくらい、めちゃくちゃ緊張しています。大好きなみなさんとこの場に立てることが幸せです」と緊張を明かした。続いて佐藤は「現場では上白石さん演じる七瀬に心ない言葉を浴びせ続け、上白石さんはじめ、共演者の方から『ひどい』と言われ、心を痛める日々です」と挨拶すると、上白石は咄嗟に「(心を痛めるのは)違う違う、逆でしょ」とツッコミ、さっそく息のあった様子を見せた。

 ドSな天堂に共感できる部分について佐藤は「みなさんご存知の通り、普段は本当に温厚なので、ございません」と爽やかに答える。すると昴生は「そうなのかな……」とポツリ。上白石が「片鱗は感じますよ。カメラ回ってない時も『あっ、ちょっとミニ天堂出てきたな』と」と指摘すると、昴生は畳み掛けるように「僕が芝居すると、首かしげるんですよ! 全然気に入ってない、僕の芝居! と思って。あの時は本当に“魔王”」と劇中での天堂のあだ名である“魔王”っぷりを強調して話した。しかし佐藤は「1話よかったですよ、すごく。上手じゃなかったですか? 僕、びっくりしましたよ」と昴生を褒め、魔王キャラを払拭しようとする。昴生は大きな笑顔を見せ「嬉しい! ありがとう! よかったですか!?」と興奮の様子を見せる。

 撮影時には、色んな共演者の方に褒められたという昴生。それを昴生が伝えたところ、「そういうの真に受けるタイプなんだ」と佐藤から言われたという裏エピソードを明かし、会場は昴生トークで爆笑に包まれた。そして、佐藤の態度に「どちらが本当かわからない」と不安そうにする昴生に、佐藤は「真実はここ(胸)にあんだって」と言った後、天堂らしいツンデレっぷりで昴生の胸をトンと叩くと、会場からは黄色い歓声が。作品だけでなく、舞台挨拶でも胸キュンさせる様子を披露した。

 会見では、タイトルの『恋はつづくよどこまでも』にかけて、出演者が続けようと思っていること、続けていることについて紹介するコーナーに。上白石は「香りはつづくよどこまでも」と題し、今年はいい香りの女性になると意気込む。というのも、上白石は「香里奈さんがめっちゃいい匂いがするんですよ!」と嬉しそうに話し、佐藤も「1話で共演した時に、香りという名のフェロモンが襲いかかってきて」とコメント。香里奈は「あれはハンドクリームが良くなかったんです」と恥ずかしそうに答えると上白石は「“良くない”んじゃないんです“良い”んです!」と力強く答え、すっかり香里奈の香りに心酔だ。

 「それを素敵だなと思ったので、2020年は香る女になりたい。いい匂いをさせていこうかなと思います」と笑顔を見せた。そんな話題は撮影中からもあったようで、佐藤は上白石に、香里奈と同じハンドクリームを勧めたよう。だが上白石はそれでは納得いかないらしく「マネするのは負けた気がして嫌だ」と可愛らしいライバル心を燃やしている様子。上白石は様々なハンドクリームを見つけてはつけているそうだが、「ことごとく佐藤さんに『その匂いは嫌だ』と言われる」と悔しがる様子を見せ、佐藤は「酸っぱいのチョイスするんですよ」と柑橘系の香りに苦言を呈した。佐藤は石鹸の香りが好きらしく「あんまりスーッとするオレンジとかグレープフルーツより、石鹸みたいな香りがいい」とリクエスト。しかし上白石は「それで石鹸の匂いをつけていくのも悔しいんですよ」とさらに闘志を燃やし、七瀬のまっすぐで頑張り屋な様子を彷彿とさせる姿に共演者も笑顔を見せた。

 今回の舞台挨拶には、実際の看護師や看護師を目指している人も来場。そんな七瀬と同じように頑張る観客に向けて上白石は「すべての人にとって“あの子も頑張っているから、私も頑張ろうかな”って勇気をもらっていただけるドラマになればいいなと思っております」と挨拶し、本作への意気込みを語って舞台挨拶を締めくくる。と思いきや、サプライズで最後に佐藤に「最後に一言」とマイクを渡した。佐藤は「バカか!」と天堂らしく上白石にツッコミ、マイクを受け取ると「僕は今のあなた(上白石)の言葉にじんわりきて、少しうるっときていました。本当に素敵な人ばかりで作っています。今後とも我々を暖かく見守っていただけたら嬉しいです」と元気よくしめくくり、盛大な拍手の中、舞台挨拶は幕を閉じた。

(Nana Numoto)

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