グリンゴ/最強の悪運男
20/2/3(月)
なんとも賑やかな映画だ。
傲慢で利己的、自分たちの欲望しかない最低な男女が経営する製薬会社に勤める、お人好しの主人公。友と思っていた経営者に騙され仕事を失い、妻まで寝とられてしまう。復讐を企む主人公は、偽装誘拐により彼らから多額の身代金を奪い取ろうとする。
もちろんそう簡単には行かず、てんやわんやの物語が展開されていく。
生真面目な主人公を除き、全ての登場人物が曲者。中でも飛びきりは女性経営者で、シャーリーズ・セロンが見事なまでの悪役ぶりを見せつけている。知的でしたたかでセクシーで、それでいて下品で憎々しい。
その振り切れっぷりに惚れ惚れしてしまった。
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