MIYAVIが、バーチャルプロジェクト“MIYAVI Virtual”を始動。第1弾として4月22日にリリースしたニューアルバムより「Holy Nights」MVを公開した。

（関連：「Holy Nights」MV）

　フジテレビ系列『Love music』5月度エンディングテーマに起用されている「Holy Nights」MVは、全編USアニメーションチームによって制作。楽曲の歌詞とアルバムの世界観をふんだんに盛り込んだ仕上がりとなっている。なお、MIYAVI Virtual第2弾も近日中に発表される予定だ。

　新型コロナウイルスの影響でジャパンツアーが延期となったMIYAVI。当初予定されていたツアー初日予定日には、急遽自宅からゲリラライブをバーチャルライブとしてYouTubeで配信した。今後も“MIYAVI Virtual”プロジェクトの一環として、ツアー日程に合わせ開催されるという。後日、プラットフォームなどの詳細も発表される予定だ。

■MIYAVIコメント

バーチャル（思考）がリアル（現実）になる。

今、想像もしていなかったことが、僕らの目の前で起こっている。

この激動の時代の中で、僕たちがどうつながれるのか、ずっと考えてきました。

コロナ以後の世界。全く変わってしまうかもしれない中で、僕たちはどう変わらず自分たちらしくいられるのか、どう変わらずにつながることができるのか。

今回、“MIYAVI Virtual”プロジェクトとして、アニメーションやヴォルメトリックを使用したビデオの展開、各デジタルプラットフォームを使ってのバーチャルライブ、緊急事態宣言があければスタジオからの配信、その他、対談形式のフォーマットなど、今インスタグラムでやってるファミリーライブふくめ、どれも模索しながらだけど、僕たちなりの新しいつながり方を見つけていければと思っています 。

ゲリラバーチャルライブに関しては、本来ツアー初日だったということもあり、急遽当日セッティングして決行しました。関係各所スタッフさんにはバタバタと迷惑をおかけしましたが、短い時間でもファンのみんなと繋がることができて、実際バーチャルプロジェクトアイデアへのきっかけにもなり、結果やって良かったと感じています。どんな状況でも音楽を届ける、これが僕たち音楽家の使命です。迷わず新しいつながり方をどんどん作っていきたいと思います。

「何度でも」は、日本赤十字社さんとユニバーサルミュージック藤倉社長の呼びかけのもと集まった企画です。ドリカムさんのメッセージが詰まったこの楽曲を弾けて光栄でしたし、たくさんの人に歌ってもらえれば幸いです。何より最前線で戦ってくれている医療関係者のみなさんへの気持ちが届けばと思います。僕も一市民として本当に感謝しています。

そしてタイトルトラック「Holy Nights」の最新ビデオが到着しました。USのMIYAVIクリエイティブチーム監修のもと、現社会を投影したストーリー、人としての葛藤など、リリックとリンクした世界観を表現しています。ぜひ、チェックしてください。まだまだ、Holy Nightsの世界は止まりません。

“MIYAVI Virtual”、はじまります。

つながろう！
（リアルサウンド編集部）