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“デロリアン”開発の裏側にある、知られざる真実 『ジョン・デロリアン』スペシャル映像公開

ぴあ

19/12/4(水) 7:30

『ジョン・デロリアン』 (c)Driven Film Productions 2018

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作で使われ、爆発的に有名になった車“デロリアン(DMC-12)”。誰もが知るこの伝説の車を開発した男、ジョン・デロリアンの人生を描いた『ジョン・デロリアン』が12月7日(土)より公開される。この度、“デロリアン”開発の裏側にある、知られざる真実が垣間見えるスペシャル映像が公開された。

193センチメートルの長身で仕事と美女を愛し、派手なセレブ暮らしを送ったジョン。しかし彼の理想と夢を注ぎ込んだDMC-12が生産されたのはわずか3年半で、自ら立ち上げた自動車メーカーも倒産してしまう。会社の凋落を決定づけたのは、なんと社長であるジョンが麻薬取引で逮捕されるという一大スキャンダルだった。本作は、天才的自動車エンジニアでありながら、詐欺や横領、脱税を行い、ハリウッドセレブをはじめ、ビジネスパートナーや発明家、さらには驚いたことに、イギリス、アメリカ、そしてスイスの政府からお金を巻き上げるほど破天荒な人生を歩んできたデロリアンの人生の中で、最も激動だった時期にフィーチャーした初めての伝記的映画となっている。

公開された映像は、本作に登場するデロリアン、GTOの登場シーンを集めたもの。リー・ペイス演じるジョンが自らの夢である“デロリアン”開発の構想を熱弁するシーンから始まる。隠されていた“デロリアン”のデザインがお披露目されると、集まった人々からは歓声が沸き起こり、大きな拍手が。革新的で最先端のデザインを持つ“デロリアン”に夢中になる様子が描かれている。わずか1年半という短期間でこの車を3万台も生産し、雇用を生んで経済の活性化すら目論むジョンの姿は、カリスマ性に溢れたまさに天才。次の瞬間には、海辺の街を走り抜ける真っ赤なGTOや、当時の“デロリアン”製造のニュース映像が映し出されるなど、車好きにはたまらない映像となっている。

しかし、映像内では麻薬取引でジョンが逮捕されたというニュースが飛び込み、その栄光に陰りが見え始める……。もちろん、伝説の車“デロリアン”も映像に登場。象徴的なガルウィングドアを開け、車に乗り込むのはジェイソン・サダイキス演じるジョンの友人のジム・ホフマン。嬉しそうに“デロリアン”を眺め、ドアボーイに自慢するかのような表情を見せながら、車に乗り込むその助手席には、現金の束がぎっしり詰め込まれたアタッシュケースが……。カーマニア垂涎のシーンを集めながらも、本編への期待と謎が深まるスペシャル映像となっている。

『ジョン・デロリアン』
12月7日(土)より全国公開

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