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大竹しのぶと粟野咲莉が「岬のマヨイガ」出演、羊文学の主題歌流れる本予告解禁

ナタリー

「岬のマヨイガ」本ビジュアル

長編アニメーション「岬のマヨイガ」に大竹しのぶ、粟野咲莉が出演していることがわかった。

柏葉幸子の児童小説をもとにした本作では、ある事情で家を出た17歳のユイ、両親を亡くしたショックで声を失った8歳のひより、そして2人が出会った不思議なおばあさん・キワが共同生活を営むさまが描かれる。ユイに芦田愛菜が声を当て、アニメ「のんのんびより」の川面真也が監督、吉田玲子が脚本を担当した。

キワの声を担当する大竹は「すこし人間離れした不思議なキャラクターなので、リアル感と不思議感の曖昧な感じを出すのが難しく、監督と相談をしてからアフレコに臨みました」と回想。ひよりに声を当てる粟野は「かわいい“ふしぎっと”たち、食材をふんだんに使ったお料理のアニメーションが私のお気に入りなので、ぜひ注目してみてください」と述べている。

また、本作の主題歌が羊文学の書き下ろし曲「マヨイガ」に決定。メンバーの塩塚モエカは「主題歌『マヨイガ』に込めたのは、ユイとひよりの幸せを願う気持ちです。おばあちゃんやマヨイガに出会う前の辛い日々を頑張って生き抜いた二人に、これからの日々の美しさ、優しさにたくさん触れて、素敵な大人になってほしい。そう思って作曲しました」とコメントした。YouTubeでは主題歌が流れる本予告が公開中だ。

「岬のマヨイガ」は8月27日より全国ロードショー。

大竹しのぶ コメント

初めて台本を読んだとき、おとぎ話を読んだような温かい気持ちになりました。キワさんが語る昔話が面白く、これをどんな風に読んだらいいんだろうととても楽しみでした。「ふしぎっと」と言われる、今の子供たちは信じてくれそうもないモノが沢山出てくるのもワクワクしました。
キワさんはすこし人間離れした不思議なキャラクターなので、リアル感と不思議感の曖昧な感じを出すのが難しく、監督と相談をしてからアフレコに臨みました。
人の優しさや温かさや勇気を信じることの出来る映画だと思います。ぜひ、劇場に見に来ていただけたらうれしいです。

粟野咲莉 コメント

ひよりは悲しい出来事をきっかけに声が出なくなってしまった女の子です。
心の中で「どうして私だけ…」と思いながら生きていますが、周りに目を向けると、人は皆色々な悩み、悲しみを抱えていることに気付きます。
この映画は、 私たち一人ひとりにやさしく寄り添ってくれる映画だと思います 。
かわいい“ふしぎっと”たち、食材をふんだんに使ったお料理のアニメーションが私のお気に入りなので、ぜひ注目してみてください。

塩塚モエカ(羊文学)コメント

主題歌「マヨイガ」に込めたのは、ユイとひよりの幸せを願う気持ちです。
おばあちゃんやマヨイガに出会う前の辛い日々を頑張って生き抜いた二人に、
これからの日々の美しさ、優しさにたくさん触れて、素敵な大人になってほしい。そう思って作曲しました。
どんな形であれ「帰る場所」、即ち、自分を肯定してくれる場所があるということは、とても暖かいことです。
そしてこの時代を生きるために、なくてはならないことだと思います。
それが家族とは別の誰かの元かもしれないし、自分の心の中かもしれないし、音楽や芸術かもしれない。
私自身や、私の音楽も誰かのそういう場所になれたらいいと思います。

(c)柏葉幸子・講談社/2021「岬のマヨイガ」製作委員会

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