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吉沢亮×杉咲花のW主演で住野よる「青くて痛くて脆い」実写化、8月公開

ナタリー

20/3/6(金) 5:00

「青くて痛くて脆い」ビジュアル

「君の膵臓をたべたい」で知られる住野よるの小説「青くて痛くて脆い」が実写化。吉沢亮と杉咲花がダブル主演を務め、8月28日に全国で公開される。

「青くて痛くて脆い」は、大切な仲間と居場所を奪われた大学生・田端楓が、嘘と悪意にまみれながら周囲に復讐していく物語。人付き合いが苦手な主人公・楓は、空気の読めない発言で周囲から浮いている秋好寿乃(あきよしひさの)とともに秘密結社サークル“モアイ”を作るが、秋好はこの世界からいなくなってしまう。秋好の存在亡きあと、モアイは社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした就活サークルになり下がり、楓は秋好が叶えたかった夢を取り戻すために“モアイ奪還計画”を企てる。

楓を演じる吉沢は「今まで演じたことのない闇の抱え方、屈折の仕方をした役で、観た人から嫌われそうな役だったのですが、演じていてとても楽しかったです」と撮影を振り返り、杉咲との共演について「現場でも秋好同様、ずっと笑っている印象でした」「今回ガッツリお芝居を出来て嬉しかったです」と述懐。もともと住野のファンだったという杉咲は「『もし実写化されるならこの役をやりたい!』と思っていたので、オファーをいただいたときはすごく嬉しかったです」と出演を喜び、「ただの青春映画ではない、リアリティと深みのある作品になったと思います」と手応えを語った。

ドラマ「高嶺の花」の狩山俊輔がメガホンを取り、「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」の杉原憲明が脚本を担当。2019年7月から8月にかけて撮影が行われた。

吉沢亮 コメント

今回僕が演じた“田端楓”という役は、今まで演じたことのない闇の抱え方、屈折の仕方をした役で、観た人から嫌われそうな役だったのですが、演じていてとても楽しかったです。
小説だからこそ成立しているロジックを映像的に落とし込んでいて、とても面白い作品になっていると思います。
杉咲さんは、現場でも秋好同様、ずっと笑っている印象でした。
前にご一緒した時は同じシーンがほぼなく、今回ガッツリお芝居を出来て嬉しかったです。

杉咲花 コメント

住野よるさんの作品が凄く好きで、原作が出た時から「もし実写化されるならこの役をやりたい!」と思っていたので、オファーをいただいたときはすごく嬉しかったです。純粋な気持ちだけでまっすぐ突き進む、まぶしい秋好を演じられることは楽しみでした。この作品には、人に見られたくない部分がどんどん出てきて、隠されていたものがえぐられていくような描写もあり、「もしかしたら自分にもこういう一面が、どこかにあるかもしれない」という思いにもなったりしながら、ただの青春映画ではない、リアリティと深みのある作品になったと思います。

住野よる コメント

初めましての方は初めまして、小説家の住野よるです。約2年前、小説「青くて痛くて脆い」の発売後まもなく、情熱あるプロデューサーさんから本作を映画化するお話をいただきました。それから何度も脚本についての相談を重ね、素敵な出演者さん達との縁が繋がり、原作を読んでくださった方にもこれから出会ってくださる方にも観ていただきたい映画「青くて痛くて脆い」が出来上がりました。物語に込めた、青さも痛さも脆さも全部ひっくるめて読者さん達と繋がりたいという思いが、よりたくさんの人に届くことを願っています。

河野英裕(プロデューサー)コメント

生きていると、怒りとか嫉妬とか憎しみとか、醜い悪意が心にわき出ること、避けようがありません。
そんな「青くて痛くて脆い」人間たちの青春を、原作・住野よるさん、吉沢亮さん、杉咲花さん、という、
最強の布陣で描いた青春サスペンス映画の誕生です。
「誰も見たことがない」と使い古された売り文句ありますが、あえて言います。
「見たことない」が詰まりまくった映画です!

(c)2020「青くて痛くて脆い」製作委員会

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