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思春期の性捉えた「愛のように感じた」8月公開、14歳少女と大学生がビーチで出会う

ナタリー

「愛のように感じた」

「17歳の瞳に映る世界」で第70回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(審査員グランプリ)を獲得したエリザ・ヒットマンの長編監督デビュー作「愛のように感じた」が、8月14日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

本作は思春期の性、そして青春の刹那を捉えた物語。舞台は夏の日差しが降り注ぐブルックリン郊外だ。あどけなさが残る14歳のライラは、経験豊富な親友キアラとそのボーイフレンド・パトリックとビーチへ遊びに行く。そこへ通りかかった地元の大学生サミーに心奪われてしまうライラ。“誰とでも寝る男”サミーになんとか近付こうと嘘を重ねるうちに、思いもしなかった状況に陥ることになる。

キャストにはジーナ・ピエルサンティ、ジオヴァーナ・サリメニ、ロナン・ルビンスタイン、ジェシー・コルダスコ、ニコラス・ローゼン、ケイス・プライムが名を連ねた。脚本も執筆したヒットマンは「私は、映画において『青春』のテーマが『幻滅のプロセス』として描かれることに常に魅了されてきました。この映画を観た人は、登場人物の行動に不快感を覚えるでしょう。しかし、その不快感こそ私たちが経験してきたことの真実です」と述べている。

エリザ・ヒットマン コメント

本作で描きたかったのは、子供時代のアウトテイクです。そこにあるのは、孤独な瞬間、根拠のない自信の高まり、ささやかだけれど屈辱的な出来事といった、私たちの記憶の中に埋もれてしまいがちなものばかりです。私は、映画において「青春」のテーマが「幻滅のプロセス」として描かれることに常に魅了されてきました。この映画を観た人は、登場人物の行動に不快感を覚えるでしょう。しかし、その不快感こそ私たちが経験してきたことの真実です。この映画が、観客の心の奥底にある何かとつながることができれば嬉しいです。

(c)2013 IFLL MOVIE LLC

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