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いま、最高の一本に出会える

東京二期会オペラ劇場 オペレッタ「天国と地獄」(新制作)より。(写真提供:公益財団法人東京二期会 / 撮影:三枝近志)

“音で奏でる上質なコント”のようなオペレッタ、鵜山仁演出「天国と地獄」開幕

ナタリー

19/11/23(土) 0:01

東京二期会オペラ劇場 オペレッタ「天国と地獄」が、11月21日に東京・日生劇場で開幕した。

「天国と地獄」は、倦怠期の夫婦であるバイオリン教師オルフェと妻のユリディスを中心に、天国と地獄の面々入り乱れての乱痴気騒ぎを描いた喜劇。ジャック・オッフェンバックの生誕200年を記念して上演される今作では、指揮を大植英次、演出を鵜山仁が手がける。なお今作は、歌詞とセリフがすべて日本語となっており、歌唱部分では字幕が併用される。

開幕に際し、オルフェ役の又吉秀樹は「演出の鵜山仁さんや大植英次マエストロにさまざまなアイデアをいただきながら、『それはやりすぎ!』と注意されるギリギリを攻めてきました!」と自信を見せ、ユリディス役の愛もも胡は本作を「音で奏でる上質なコントのよう」と表現しつつ、「お客様に、心地よい音楽の中でクスっと笑っていただけるように、またお芝居ではお腹の底から笑っていただけますように!」とコメント。またジュピター役の大川博は「心から楽しんでいただけるように頑張ります!」と意気込み、プルート役の上原正敏は「正しいとは何? 悪いって? おかしな中にちょっとだけ考えさせられるこのオペレッタ、ぜひ日生劇場へ!」と来場を呼びかけた。上演時間は25分の休憩を含む約2時間55分。公演は明日11月24日まで。

又吉秀樹コメント

芸達者な共演者に恵まれて、少しでも守りに入ると強いキャラクター達に埋もれてしまう緊張感の中、演出の鵜山仁さんや大植英次マエストロにさまざまなアイデアをいただきながら、「それはやりすぎ!」と注意されるギリギリを攻めてきました! 汗を大量にかきながら稽古した結果、どうなるのか是非見届けていただければ幸いです!

愛もも胡コメント

「天国と地獄」は作曲家オッフェンバックの遊び心がたっぷり詰め込まれていて、音で奏でる上質なコントのようです。お客様に、心地よい音楽の中でクスっと笑っていただけるように、またお芝居ではお腹の底から笑っていただけますように!

大川博コメント

今回、二期会オペラで初めての主役を歌わせていただくことになりました! これまで勉強してきたことを発揮して、心から楽しんでいただけるように頑張ります!

上原正敏コメント

悪役は本当に楽しい! 世間の目を気にしている神様(人間)に対し自由なプルート。SNSの炎上など、正しいことの押し付けと、悪事への異常なほどの追及……現代の社会の風潮は昔からあったようですね。科学は進歩しても人間ってあんまり変わっていないのかも……正しいとは何? 悪いって? おかしな中にちょっとだけ考えさせられるこのオペレッタ、ぜひ日生劇場へ!

東京二期会オペラ劇場 オペレッタ「天国と地獄」(新制作)

2019年11月21日(木)~24日(日)
東京都 日生劇場

台本:エクトル・クレーミュ、ルドヴィック・アレヴィ
作曲:ジャック・オッフェンバック
指揮:大植英次
演出:鵜山仁
合唱:二期会合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

キャスト(21、23日 / 22、24日)

プルート:上原正敏 / 渡邉公威
ジュピター:大川博 / 三戸大久
オルフェ:又吉秀樹 / 山本耕平
ジョン・スティクス:吉田連 / 相山潤平
マーキュリー:升島唯博 / 児玉和弘
バッカス:峰茂樹 / 志村文彦
マルス:野村光洋 / 的場正剛
ユリディス:愛もも胡 / 高橋維
ダイアナ:小村朋代 / 廣森彩
世論:押見朋子 / 塩崎めぐみ
ヴィーナス:山本美樹 / 中野瑠璃子
キューピッド:吉田桃子 / 熊田アルベルト彩乃
ジュノー:醍醐園佳 / 三本久美子
ミネルヴァ:高品綾野 / 吉田愼知子

※高品綾野の「高」ははしごだかが正式表記。

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