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サンダンス映画祭、現地時間20日よりスタート

ぴあ

The Princess (c)Sundance.org

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サンダンス映画祭が、アメリカ時間20日に開幕される。昨年に続き、パンデミックのため、ヴァーチャルでの開催。今回はリアルとヴァーチャルの二本立てを計画していたのだが、オミクロンによる感染拡大で、やむなくヴァーチャルのみに変更したもの。

今年上映されるのは、長編、短編を含め、合計163本。近年、サンダンスは多様化に向けて真剣な努力を行っており、上映作品のうち50%は有色人種の監督、49%は女性の監督によるものだ。昨年、複数の賞を受賞した『コーダ あいのうた』も女性監督、『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』も黒人監督の作品だった。

今年も期待作が多数。初日に上映される『When You Finish Saving the World』は、ジェシー・アイゼンバーグの監督デビュー作で、ジュリアン・ムーア、フィン・ウォルフハードが出演する。ほかには、日本を舞台にした『Blood』、エマ・トンプソンが主演する『Good Luck to You, Leo Grande』、レナ・ダナムが監督する『Sharp Stick』、レベッカ・ホール主演の「Resurrection」などがある。ダコタ・ジョンソンは「Cha Cha Real Smooth」と「Am I OK?」の2本に主演。

ドキュメンタリーでは、コメディアンのエイミー・ポーラーが監督するルシル・ボールと夫についての『Luci and Desi』がある。現在、ニコール・キッドマンとハビエル・バルデムが主演する『愛すべき家族の秘密』が賞レースで健闘しているだけに、見比べたい作品だ。ほかにはダイアナ妃についての『The Princess』、複数の女性に対する性暴行容疑で逮捕されたビル・コスビーについての『We Need to Talk about Cosby』、エヴァ・ロンゴリアが監督する『La Guerra Civil』などがある。

映画祭は30日まで。

文=猿渡由紀

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