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高橋一生、玉木宏との共演に感動するが後悔も!? 「見られたくないところを見せてしまった」

リアルサウンド

20/7/25(土) 21:17

 7月28日よりカンテレ・フジテレビ系で放送がスタートする連続ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』が7月24日にクランクアップを迎え、撮影を終えた玉木宏と高橋一生が取材会に登壇した。

参考:玉木宏、『竜の道』初回2時間SPは「より豪華な内容」 再開後に撮影されたシーン含む特別映像も

 本作は、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンスドラマ。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木が演じ、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を、玉木とは初共演の高橋一生が演じる。新型コロナウイルス感染拡大の影響により初回放送が当初の4月から延期され、6月上旬から再開した撮影が7月24日に無事クランクアップを迎えた。

 当初予定していたストーリーを短縮することなく、撮影を終えたことについて玉木は「今までは『始まれば当然撮影は終わる』ということが普通だと思っていたのですが、まさかこういうことになるとは思っていませんでした。無事に撮影を終えることができて、ひと安心しています。僕らだけでなく、スタッフの皆さんの協力があって乗り越えられた部分もたくさんあったと思います。それぞれが注意しながら、最初のメンバー全員でゴールを迎えられたというのはすごく安心しましたし、楽しみに待っていた皆さんにお届けできてよかったなと思います」とコメント。高橋は「刻一刻といろんなことが変わっていく中で、目まぐるしく対応に追われながら皆さん作品を作られていたと思います。感染者が出てしまったら作品自体ダメになってしまう可能性もはらむ中でここまでできたのは、このチームの士気が高かったからだと思います。ある意味、奇跡的にこのドラマを撮り終えることができて、皆さんに届ける素材がそろったというだけでも喜ばしいことだと今は思っています」と、心境を語った。

 復讐に挑む双子の兄弟を演じた2人。印象に残るシーンについては、玉木が「僕はこのドラマの中で双子であっても“触れる”ということを大事にしたいと思っていていました。一つ挙げるとすれば、(竜一と竜二の)肩もみのシーン。そこはちょっと安堵できるような空気になっていると思います」と兄弟の仲の良さが表れるシーンを挙げると、すかさず高橋も「肩もみのシーンです! そこに尽きるんじゃないかなと」と反応。続けて玉木が「ハードルが高かったんですけど、自然とそこに持っていくような流れを作りながらやってきました」と撮影を振り返ると、高橋も「基本、照明などもハードボイルドなんですね。ピンク色の照明、青い照明が窓から差し込んでいるような中で肩もみをするという……ちょっとカワイイ2人なんですよね」と、そのシーンを説明した。

 そんな玉木と高橋は本作で初共演。同世代の俳優として刺激を受けることも多かったそうで、玉木は「セリフのトーンであったり、言葉の攻め方とか受け方とか、間近でやらせていただいて勉強になりました。今のタイミングでご一緒できてよかったなと思います」とコメント。高橋は「僕もご一緒できてよかったということに尽きます。1話のピークのシーンで、玉木さんと初めてお芝居を交わしたんですが、感動しましたね。力強さというか全幅の信頼を置ける感覚というのは、玉木さんが培われてきたことでしょうけれども、とても信頼できることだと思い、この人と一緒に1クールご一緒できるんだということで期待も膨らみました」と、初共演シーンで感じた衝撃について語った。一方、「玉木さんに、自分のあまり見せなくてもいいようなところを見られている毎日でした……。『よく食べるね』って言われたり、よくしゃべるっていうことも見られたり……、あとはよく寝る! 僕が大口を開けて前室で寝ているところを玉木さんに見られてしまいましたし、あまり僕が見られたくないところを見せてしまっていたのかもしれない(笑)」と、心を許すからこそ見せてしまった行動に苦笑い。そんな高橋について、玉木も「そういうところを見せる人なんだなと安心した記憶があります」と優しくフォローした。

 最後に、7月28日に2時間スペシャルとしてスタートする初回について、玉木は「1話と2話がドッキングされて2時間放送になったことで、より『竜の道』の世界観を視聴者の方にお届けできるというのはプラスのことだと思います。僕自身、出来上がりを楽しみにしています。ぜひ皆さんもしっかりとご覧ください」とコメント。高橋は、「冒頭に皆さん驚くと思います。新番組で何が起きてるんだってことに衝撃を受けると思うので、そこからおもしろくなってくるんじゃないかと思っております。僕自身も楽しみにしているので皆さんも楽しみにしていただければと思います」と期待を寄せた。(リアルサウンド編集部)

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