今年7月から9月にかけて、JAL国際線・国内線の機内エンターテインメントに宝生流のオリジナル番組「能楽Departure 夜能『生田敦盛』」が登場する。

「夜能」は、朗読とトーク、能の上演からなる宝生流の企画公演。「夜能」では現代語で書き下ろされた朗読脚本を、俳優・声優らが読む。「生田敦盛」は、昨年6月に配信された公演で、津田健次郎が朗読パートに出演し、宝生流第二十代宗家・宝生和英が能パートでシテを勤めた。朗読脚本を長田育恵が手がけている。

番組の冒頭には、橘凜々子や大倉流小鼓方宗家・大倉源次郎らが能楽の楽しみ方をナビゲートする「能楽Departure」の放映も。長時間のフライトで、非日常を楽しめる能楽の世界に浸ってみては。