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田中圭、本物の金メダルの重みに「グッときちゃいました」

ぴあ

21/4/5(月) 20:15

長野オリンピックで金メダルを獲得した“日の丸飛行隊”にまつわる秘話を映画化した『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の完成披露イベントが4月5日、都内で行われ、主演の田中圭、共演する土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、飯塚健監督が出席した。

1998年の長野冬季オリンピックで金メダルを獲得したスキージャンプ団体競技の実話に基づく人間ドラマ。エースの原田雅彦ら出場4選手を陰で支えた西方仁也(田中)らテストジャンパー25人の“記録にも記憶にも残らない闘い”の舞台裏を描き出す。

およそ1年の公開延期を経て、ファンに映画がお披露目され、田中は「僕としては、こんなことにならず、何事もなく去年公開されれば良かったですが、1年間の楽しみをプレゼントしてもらった気持ちも。今日から皆さんと一緒に、作品が一歩走り出した」と公開の正式決定に安どの表情を浮かべていた。

イベントには物語のモデルとなった元日本代表選手の西方仁也氏、長野五輪金メダリストの原田雅彦氏が駆けつけ、原田氏から田中に金メダルが“授与”される場面も。このサプライズに、田中は「グッときちゃいました」と思いが詰まった金メダルの重みに感激しきりだった。

実在する人物を演じた感想について、田中は「やっぱり、ご本人が見て『嫌だな』と思うのが一番嫌なので……。西方さんはとても人間っぽい方。お会いして『思いきり、そのまま演じてください』と言ってくださった」と回想。当の西方氏は「自分のことを田中圭さんが演じると知り、最初は大変びっくりしました」と明かし、「当時の心の内を、とても細かく性格に演じてくださり、言葉と映像になって伝えてくださり、感謝しています。98年の金メダルは、今でもテストジャンパー全員の誇りになっている」としみじみ語った。

また、原田氏は「いろんな奇跡が重なり、金メダルをとれた」と西方氏らテストジャンパーに感謝を示し、「あの日、あの場所、あの瞬間、お客さんも含めてみんなでとった金メダル」だと話していた。

取材・文・写真=内田涼

『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』
5月7日(金)公開

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