菅田将暉が単独主演を務め、SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが俳優デビューを飾る映画『キャラクター』が6月11日(金)に公開されることが決定し、合わせて本ポスタービジュアルが公開された。

本作は、「もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら？しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら？？」というアイデアを基軸に、登場人物＝キャラクターそれぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンタテインメント。第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめとする各映画賞を総なめにしている若手屈指の実力派俳優である菅田が、お人好しな性格ゆえに人の悪を描けずに苦悩する才能のない漫画家・山城圭吾を演じ、独特の存在感と美しさを持つFukase演じる天才的な殺人鬼・両角に翻弄されていく。そして、山城が描いた漫画と事件の関連性をいち早く気づき、その真相を探る刑事・清田俊介を演じるのは小栗旬。さらに、清田の上司・真壁孝太を中村獅童、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える恋人・川瀬夏美を高畑充希が演じるなど、実力・話題性に秀でた演技派豪華キャストが集結した。

昨年の映画化発表と菅田とFukaseの共演、今年2月には小栗、高畑、獅童の出演、さらには特報映像が公開されるなど、映画の情報が明らかになるたびに大きな話題を呼んでいたが、ついに本ポスタービジュアルが公開となった。正義なのか悪なのか判断のつかない表情で正面を見つめる山城、憂色を浮かべた表情をした清田、真壁、夏美たちの姿。そして彼らを飲み込むほどの存在として「絶対的な悪」＝殺人鬼・両角の横顔が大きく配された強烈な印象のビジュアルとなった。横目でこちらを見ている両角は美しささえ感じさせるが、「描いてはいけない、主人公だったーー。」という言葉の通り、両角がいかに危険な人物かを物語る。それぞれの個性、“キャラクター”を感じさせる極彩色に彩られる中、漫画のペンで描かれたようなタッチも施されており、映画と同様に狂気とスタイリッシュさを併せ持ったデザインに注目してほしい。

『キャラクター』
6月11日(金)より公開