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水谷豊が「轢き逃げ」引っさげロケ地・神戸に凱旋、次回作への意欲のぞかせる

ナタリー

19/4/23(火) 11:40

左から檀ふみ、小林涼子、中山麻聖、石田法嗣、水谷豊。

「轢き逃げ -最高の最悪な日-」の舞台挨拶が4月22日に兵庫・神戸市の神戸新聞 松方ホールで開催。キャストの中山麻聖、石田法嗣、小林涼子、檀ふみ、監督の水谷豊、撮影監督の会田正裕、テーマソングを手がけた手嶌葵が登壇した。

本作は、ある地方都市で起こったひき逃げ事件を発端に、平穏な生活を奪われた人々の人生が複雑に絡み合っていくサスペンス。水谷は脚本も手がけ、ひき逃げ事件の被害者の父親役で自身も出演した。

神戸は本作のロケ地となった場所。中山は「この街で生まれた作品を神戸の皆さんの前で上映できることを、1年前から待ち遠しく思っていました」と喜ぶ。なぜ神戸をロケ地に選んだのかという質問に対して、水谷は「地方都市を探しているときに、会ちゃん(会田)との電話で提案されて。それから神戸をイメージして脚本を書いたんです」と説明。会田は「一番の決め手は、元港(もとこう)の中古レコード屋さんに水谷豊のLPがあったこと」とジョークを飛ばしつつ「街並みが水谷監督の話す世界観とぴったりでした」と語った。

テーマソング「こころをこめて」について「観てくれるお客さんに寄り添えるように歌った」と話す手嶌。水谷は「手嶌さんしかイメージできなかったから、オファーを断られたらどうしようかと思っていました」と振り返り「それが僕のサスペンスでした」と笑う。

話題は撮影中の神戸での過ごし方に。中山、石田、小林が、オフ日に出かけた先の土産をホテルの部屋のドアノブにかけ合っていたというエピソードを披露する。それを聞いていた水谷は「僕の部屋にはかかってませんでしたよ」とチクリ。軽妙なツッコミで爆笑を誘った。

最後に「次の構想はありますか?」と質問された水谷は「60代のうちに3本撮りたい」と回答。「TAP -THE LAST SHOW-」と本作に続く3本目の監督作への意欲をのぞかせた。

「轢き逃げ -最高の最悪な日-」は5月10日より全国で公開。

(c)2019映画「轢き逃げ」製作委員会

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