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『リーガルV』“ポチ”林遣都が見せた大きな成長 今後は米倉涼子、向井理との三角関係に?

リアルサウンド

18/11/16(金) 6:00

 『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)が、後半戦に差し掛かろうとしている。11月15日放送の第5話では、青島圭太(林遣都)が第1話で悔やんでいた、敗訴して依頼人の母親を死なせてしまったという事件に再び挑むことになる。小鳥遊翔子(米倉涼子)から“ポチ”と呼ばれる青島の成長が見える回であり、ラストには小鳥遊と青島の恋愛関係を匂わすまさかの急展開となった。

 青島は小鳥遊に言われた「勝つまで戦うの」という言葉を胸に、一度諦めかけていた裁判に再び向き合う。絶対に負けられないと言い聞かせるその理由は、青島が弁護人として担当する武藤正洋(戸塚純貴)が無実を訴えている上に、彼の母親・望(片岡礼子)が誹謗中傷を受け自殺してしまったことにあった。100回事件現場に行ったという青島に、小鳥遊はいつものように“ポチ”と呼びかけ、「だったら101回目行くよ!」と諦めない精神を見せる。

 「あなたは初心を忘れてない。故人の心に寄り添おうとするあなたみたいな弁護士が、今の日本には必要なのよ」というのは、小鳥遊が青島を事務所に誘った際のセリフだ。小鳥遊は照れくさそうに「あっ言ったっけ? そんなこと」と誤魔化すが、小鳥遊が青島に惹かれた理由は彼女の過去にある。パラリーガルの伊藤理恵(安達祐実)は、小鳥遊の素性を突き止め、父親が投資詐欺で騙されて全財産を失って失踪した過去、陰口に耐えきれなくなった母親が小鳥遊を連れて別の街に逃げたことを知っている。弁護士時代のインタビューにある「法律さえ知っていれば避けられる悲しみがある」という抜き出しが、波乱万丈の彼女の人生を表している。

 そんな過去があり、今回は小鳥遊にとっても人一倍に熱が入る裁判というわけだ。証拠を掴めず「悔しい」と諦めかける青島に、小鳥遊は被害者家族の気持ちを思い、「簡単に悔しいとか言わないでよ。これはあんたの裁判でしょ。あんたの戦いなの。あんたは勝たなきゃいけないの!」と鼓舞する。

 裁判の結果は青島側の勝訴となるが、その決め手となったのは青島が読み上げた母親からの手紙だ。その手紙が結果として被害者の情に訴えかけ真実を吐かせるのだが、法廷から出たあとの青島と小鳥遊とのやりとりから、どうやらその手紙は、青島が被告人の母親になりすまして書いたものであることが読み取れる。“ポチ”として小鳥遊の後ろをついていたばかりの青島が、堂々とした態度で法廷に立つ姿は1話の彼とは違ったたくましさを感じさせる。青島を成長させたのは、小鳥遊だ。

 青島の成長が見られた一方で、第5話は小鳥遊と青島の恋愛関係を匂わす場面が多くあった。第1話でも登場していた崖っぷちにあるラブホテルに2人で入ることで青島の童貞が発覚し、あごクイをされながら「経験ないんでしょ?」とあしらわれるシーン。決め手は、青島が小鳥遊から耳元で「今夜、私の部屋に来て」と誘われる場面だ。小鳥遊による大人の一言一言に動揺しまくりの“童貞くん”こと青島。結局、小鳥遊が自らの部屋に誘ったのは、“絶対に負けられない戦い”という案件があったからなのだが、小鳥遊が青島の成長を認めているのは「今の、ちょっとかっこよかったよ」という一言と彼女の表情からも明らかだ。

 『週刊ザテレビジョン47号』(株式会社KADOKAWA刊)のインタビューにおいて、今回の恋愛要素を含んだ急展開に、演じる米倉涼子、林遣都は驚きつつも、小鳥遊の元彼であり未だ謎に包まれた海崎勇人(向井理)との関係性にも触れられている。これまでの回ではまだ海崎が小鳥遊に未練を持っている描写もあり、青島を入れた三角関係に発展していく可能性もある。第6話の予告では、ついに小鳥遊が「Felix & Temma法律事務所」に乗り込むシーンがあり、海崎が小鳥遊にどのような立ち振る舞いを見せるかも、今後の恋愛要素として注目すべきポイントかもしれない。 (リアルサウンド編集部)

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