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スティーヴン・スピルバーグがNetflixと契約「新しい方法で観客に届ける機会」

ナタリー

2018年に来日したスティーヴン・スピルバーグ。

スティーヴン・スピルバーグ率いる製作会社アンブリン・パートナーズが、Netflixと映画制作の契約を締結したとThe Playlistなどが報じた。

この締結により、スピルバーグとアンブリンが毎年複数のプロジェクトをNetflix向けに制作することとなった。契約には少なくとも1年に2本の長編映画が含まれる。またそのうちいくつかでスピルバーグが監督を務め、Netflixが費用を負担する可能性もあるという。

2019年にストリーミング映画を「テレビ映画」と呼び、アカデミー賞の選考対象にすべきでないと発言したスピルバーグ。そののちに、人々が自由なプラットフォームで映画を観る選択肢は与えられるべきだとしたうえで「知らない人たちと一緒に泣いたり、笑ったり、怖がったりすることのできる場所が必要だと感じています。私は映画館の存続を願っているのです。劇場体験が文化の中で意義あるものであり続けてほしい」と述べていた。

この締結にあたりスピルバーグは「ストーリーテリングはいつでも我々の活動の中心です。テッド(Netflixの共同CEOであるテッド・サランドス)と私がパートナーシップについて議論を始めたときから、新しいストーリーをともに語り、新しい方法で観客に届ける素晴らしい機会があることは明らかでした」とコメント。「私たちの映画のための新しい道は、我々がユニバーサルやほかのパートナーたちとともに語り続ける物語と並び、非常に充実したものになるでしょうし、テッドやスコット(Netflixのオリジナル映画責任者スコット・ステューバー)、そしてNetflixのチーム全員と一緒にそれを始めるのが待ち遠しいです」と期待を明かした。

コロナ禍で映画館が苦境に立たされている中での締結となった本契約。なおアンブリンは今後、Netflixだけでなく引き続きほかのスタジオとも協力してスピルバーグの長編映画を製作していく。

(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

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