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松岡茉優×松坂桃李×森崎ウィン×鈴鹿央士で恩田陸『蜜蜂と遠雷』実写映画化 監督は石川慶

リアルサウンド

18/10/22(月) 12:10

 恩田陸の代表作『蜜蜂と遠雷』が、松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士らキャストによって実写映画化されることが決定した。公開は2019年秋を予定している。

 『蜜蜂と遠雷』は、史上初の快挙となる直木賞(第156回)と本屋大賞(2017年)のW受賞を果たした作品で、国際ピアノコンクールを舞台に、亜夜、明石、マサル、塵(じん)という世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦、才能、運命、そして成長を描く。

 松岡は、かつて国内外のジュニアコンクールを制覇するも、13歳のときに母を亡くし、ピアニストになることから長らく逃げてきた元天才少女・亜夜、松坂は、社会人となり妻子を持ちながらも夢を諦めきれず、最後のチャンスと決意してコンクールにエントリーした明石、森崎は、音楽エリートとして超名門音楽院に在籍し、優勝候補最有力の重圧に挑むマサル、そして鈴鹿は、今は亡き世界最高のピアニストが遺した謎の少年・塵を演じる。本作では、まったく異なる境遇にある4人の天才ピアニストたちが国際コンクールでの熾烈な戦いを通して、互いに刺激し合い葛藤し、そして成長を遂げ“覚醒”していく。

 なお、謎の少年・塵を演じる新人の鈴鹿は、100人を超えるオーディションで「塵そのものだ」と監督を唸らせ、今回抜擢されたという。監督・脚本は昨年『愚行録』で長編監督デビューを果たし、新藤兼人賞銀賞を受賞した石川慶が務める。(リアルサウンド映画部)

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