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水先案内人のおすすめ

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「名画座かんぺ」発行人による極私的旧作邦画オススメ

のむみち

名画座かんぺ発行人

いつかのふたり

シングルマザーの麻子(中島ひろ子)は、娘の真友(南乃彩希)が高校卒業を控えたある日、偶然レザークラフトと出会い、のめり込んでいく……。 レザークラフトを軸に、主人公である母と娘の関係性をユーモラスに描いています。主人公の麻子を演じるのは、中島ひろ子。自然な演技で、すごいなあ上手いなあ、と思って観てたのですが、その昔、映画ファンの間でも評価の高い『櫻の園』で主人公を演じ、各映画賞で新人賞を獲った女優と知り、ナットク! また、手芸としてのレザークラフトの描写が丁寧で、ふとしたきっかけで何かにハマることの尊さも教えてくれ、境遇は違えど、なんだか元気が出ました。 そしてもうひとつの極私的大きな見どころ、それは……。 なんと本作、筆者の職場である「古書往来座」がロケ地として使われているのです! そして、タイミングが良いのか悪いのか、撮影時は「名画座手帳2018」をちょうど激しく売り出していた頃で、これでもか!といわんばかりにデカデカと「名画座手帳」の文字が(笑)そんな「名画座手帳」は、2020年版がいよいよ10/18に発売です☆(宣伝ゴメンナサイ!)

19/10/10(木)

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