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歯に衣着せない辛口コメントが人気のクラシック業界ご意見番

東条 碩夫

音楽評論家

東京交響楽団 第673回 定期演奏会

イキのいい若手音楽家の登場は、私たちに新鮮な喜びと、未来への期待を与えてくれる。指揮者の中には、日本のオーケストラとの相性が悪くて、その良さを発揮できない人もいるが、このブランギエの場合は、東京交響楽団が「7年間かけてついに招聘が実現した」と欣喜雀躍しているのだから、うまく行くだろう。   フランス生まれ、この9月で33歳の若さ。だが21歳でロサンゼルス・フィルのアシスタント指揮者になり、なんと28歳で名門チューリヒ・トーンハレ管の音楽監督兼首席指揮者に就任したという、欧州では最大の注目株の一人なのだ。わが国でももっと知られていい。プロコフィエフの「第4交響曲」などという先鋭的な作品を指揮するので、面白くなること請け合い。

19/9/12(木)

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