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日本の舞台のほか韓国演劇、フィギュアスケートにも関心あり

上野 紀子

演劇ライター

韓国現代戯曲ドラマリーディング Vol.X

日韓演劇交流センターが主催する『韓国現代戯曲ドラマリーディング』も、はや10回目。東京で韓国戯曲を紹介し、その翌年にはソウルで日本戯曲を紹介し……という交流が2002年から始まって、もう20年が経ったんですね〜。双方で「10回続けること」を目標にやってきたので、今回が一応最終公演となるのです(また新たな形で日韓交流は続ける予定)。 キム・ミョンゴン作『激情万里』(翻訳:石川樹里、演出:南慎介)、ソン・ウッキョン作『椅子は悪くない』(翻訳:上野紀子、演出:鄭義信)、ク・ジャヘ作『加害者探求―付録:謝罪文作成ガイド』(翻訳:洪明花、演出:西尾佳織)の三作品をリーディング公演でご紹介。はい、サラリと書きましたが『椅子は悪くない』の翻訳を私が担当いたしました。演出は鄭義信さん! 義信さんがやるからにはただのリーディング公演では収まらないはず! さらに演劇ファンなら絶対注目すべきおふたり、南慎介さん(Ammo)と西尾佳織さん(鳥公園)が立ち上げる劇空間にも期待が募ります。心にガツンと響く韓国演劇の骨太な魅力を、この機会にぜひとも味わって。

21/1/25(月)

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