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水先案内人のおすすめ

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映画評論家であり、落語評論家の顔も持つ

寺脇 研

映画運動家

浅草演芸ホール8月中席

浅草演芸ホール8月中席(11日~20日)昼の部は、恒例「納涼住吉踊り」である。「住吉踊り」とは、元は大阪住吉大社の神事踊りだったのが江戸時代に「かっぽれ」などの形で大道芸として全国に広まり、明治以降は大衆芸能として寄席芸になっていた。それがいつの間にか廃れていたのを、古今亭志ん朝が継承していた八代目雷門助六から教わって復活させたのが1978年。以来40年以上にわたって、浅草の夏の風物詩となっている。 落語家だけでなく漫才師、手品師などの色物芸人も加わり、総勢40名近い芸人が次々登場して笑いを交えながら踊りの芸を見せてくれる。揃いの浴衣に赤い股引で全員が踊る最後の「総踊り」は圧巻だ。もちろん、踊りの前には落語や色物の高座も盛りだくさんで、十分楽しめる。

19/8/8(木)

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