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アートのみかた

村田 真

美術ジャーナリスト

府中市制施行65周年記念 おかえり 「美しき明治」

幕末から明治にかけて来日したイギリス人画家と、彼らに触発された日本人画家の水彩・油彩など約300点を展示。日本の近代絵画は、幕末の横浜に住んでいたイギリス人チャールズ・ワーグマンに、高橋由一や五姓田義松らが油絵を習ったことに始まる。以後、近代美術史は洋画と日本画の対立や新旧の交代劇を軸に語られてきたが、今回は水彩画を中心に、日本近代美術の知られざる一面にスポットを当てている。なかでも注目したいのが笠木治郎吉の水彩画。漁師や子供たちの生き生きとした様子を、現代のイラストのように濃密に描き出したもの。外国人相手に作品を売ったため、日本でほとんど知られていなかったのだ。

19/11/3(日)

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