イタリア・オペラの最高峰の一つ、ボローニャ歌劇場の弦の首席奏者によるドリームコンサートが実現。東京音楽コンクールの歴代入賞者らと共にヴィヴァルディ「四季」全曲を演奏します。 この作品は音楽史上画期的な情景描写のヴァイオリン協奏曲ゆえに、要のソリストの個性で曲の印象はずいぶん変化します。独奏はコンサートマスターのE・ベンフェナーティ。その劇的表現力は超一級で、感情表現と野趣にあふれた「四季」が楽しめそう。 プログラム前半には、ボローニャの5人による弦楽五重奏やクラリネットの俊英A・ベヴェラリを迎えてのウェーバーの五重奏曲も組まれていて、こちらの秀逸なアンサンブルも聴き逃せません。 　 上野にイタリアの風。

19/10/23(水)