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山内宏泰
ライター
サントリー美術館 開館60周年記念展 千四百年御聖忌記念特別展 「聖徳太子 日出づる処の天子」
21/11/17(水)～22/1/10(月)
サントリー美術館
日本史における政治の祖にして仏教の祖、そしてヒーローの祖といえば聖徳太子。彼自身の足跡と、後の世にどう祀られてきたかを辿ろうというのが同展だ。 太子が創建したとされる大阪・四天王寺の名宝を中心に、ゆかりの文物総計139件が会場には並ぶ。そのうち９件もが国宝だということからも、聖徳太子がいかに重んじられてきたかが垣間見える。 北斗七星を金で象嵌してあり太子が所有していたとされる《七星剣》や、太子のものだと云われる手形が無数に捺された《四天王寺縁起（根本本）》を眼前にしていると、日本史上のスーパースターの御心にちょっと近づけた気分になること請け合い。
21/11/24(水)
