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東条 碩夫

音楽評論家

いずみホール・オペラ2019『ピグマリオン』/古楽最前線!躍動するバロック

バロック・オペラの上演は、その面白さにもかかわらず、日本では意外に少ない。その中で今回、18世紀前半に活躍し、今日でも世界で人気を集めているフランスの大作曲家ジャン=フィリップ・ラモーの作品が上演されるのは素晴らしいことだ。 演目は、彫刻家ピグマリオンと、彼が制作した女性彫像に対する恋人の嫉妬などを描く物語『ピグマリオン』で、躍動的な音楽に加え、フランスの「オペラ・バレ」の形式に沿ってバレエ(コンテンポラリー・ダンス)も織り込まれる華麗な舞台が期待できよう。寺神戸亮指揮のレ・ボレアードが演奏、岩田達宗が演出、小尻健太が振付、クレマン・ドビューブル他が歌う。 なお第1部では、ラモーの先輩格の大作曲家リュリの舞踊音楽が、松本更紗のバロックダンスを交えて演奏されるので、これも興味津々だ。

19/12/6(金)

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