ネットで面白い海外記事を見つけた。タイトルは「映画『かごの中の瞳』に言いたい12の“何でやねん！”」。それを書きたくなった気持ちはよくわかる。自分だってこの映画に「何でやねん！」と言いたくなった瞬間は12個では済まされず、ツッコミどころにこそ真価を感じる作品なのだ。 本作はおそらく「エロチックミステリー」として宣伝されるだろう。美人女優ブレイク・ライブリーが視力を失った主人公を演じ、手術によって視覚を取り戻す。色づいた世界に希望を膨らませる女と、妻の変貌に戸惑いを隠せない夫との関係が少しずつ狂い出す。 目が見えない時に結婚した夫が、実は理想の姿じゃなかった。夫にとっても、手のかかる妻との生...

18/9/24(月)