ああ、自分はいま、このひとのいちばん綺麗なときに立ち会っている。もし、そう思えたとしたら、それだけで、あなたの人生は祝福されているし、その後はもはや余生と言っていいのではないか。もし、そのひとが、あなたの愛するひとだとすれば、もうそれは奇跡だ。それ以上の幸福は、たぶんもうない。 この映画には、その瞬間が映っている。わたしたちは、その信じられないほど美しい光景を見つめながら、自分の過去について、自分の未来について考えるだろう...

19/1/28(月)