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歯に衣着せない辛口コメントが人気のクラシック業界ご意見番

東条 碩夫

音楽評論家

ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場 歌劇『スペードの女王』/チャイコフスキー・フェスティヴァル2019

人気のカリスマ指揮者ゲルギエフが手塩にかけたマリインスキ―歌劇場のオケと歌手陣を率いての日本公演、今度は全チャイコフスキー・プロだ。 うち東京では歌劇『スペードの女王』(30日、1日)、同『マゼッパ』(2日)、交響曲6曲と協奏曲4曲他(5~7日)を取り上げる。 必勝カードの秘密に憑りつかれた士官が主人公の『スペードの女王』は新演出の注目版。実在したウクライナの謎の将軍マゼッパを題名役とする同名歌劇は演奏会形式だが、音楽は結構面白い。一方、交響曲&協奏曲全曲演奏は、3日間4公演(7日は昼夜2回公演!)で、ソリストには五嶋龍や辻井伸行も参加するという賑やかさだ。 ゲルギエフの指揮するチャイコフスキーとなれば、これはもう極め付きのもの。濃厚な色彩感、強靭な推進力、大きな起伏感に富んだ劇的な演奏が聴ける。  ・11月30日、12月1日、6日、7日 東京文化会館 ・12月2日、5日 サントリーホール ・12月3日 アクトシティ浜松 ・12月8日 フェニーチェ堺

19/11/28(木)

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