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水先案内人のおすすめ

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歌舞伎とか文楽とか…伝統芸能ってカッコいい!

五十川 晶子

フリー編集者、ライター

『通し狂言 名高大岡越前裁』平成30年11月歌舞伎公演

先日亡くなった加藤剛さんといえば、時代劇『大岡越前』を思い出す方も多いはず。時代劇らしくないクールなエンディング曲も印象的だった。 さて国立劇場11月歌舞伎公演は通し狂言『名高大岡越前裁』(なもたかし、おおおかさばき)。この外題にちょっと注目してほしい。誰が大岡をつとめるかで名題が少しずつ変わるのだ。河竹黙阿弥が五代目尾上菊五郎に書き下ろした初演では『扇音々大岡政談』で「おうぎびょうし」と読ませ、音羽屋(尾上菊五郎の屋号)をかけた。今回は新たに台本を補綴、大岡をつとめる中村梅玉の屋号・高砂屋をかけた外題となっている。この梅玉さん、ビシッとした裃と長袴、サムライブルーの衣裳が似合うこと似合うこ...

18/10/29(月)

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