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歯に衣着せない辛口コメントが人気のクラシック業界ご意見番

東条 碩夫

音楽評論家

都響スペシャル

1971年パリ生まれの指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロト。彼が自ら結成したオーケストラであるレ・シエクルを率いて来日した際の「春の祭典」における強烈、峻烈、新鮮な演奏の衝撃は、今なお記憶に新しい。今回は東京都響への客演だから、気心知れたレ・シエクルと同じような演奏には行くまいが、それでも何か面白いことをやってくれそうな気配はある。   しかもプログラムは、前半がフランスのバロック音楽だ。ラモーの「優雅なインドの国々」では、多分あのリズミカルで愉しい「未開人の踊り」も演奏されるだろう。同時期に作曲されたルベルの「四大元素」は突飛な曲想が面白い。20世紀初頭に書かれたラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲は、壮麗なバレエ音楽である。

20/1/28(火)

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