伊藤亮太郎・横溝耕一・柳瀬省太・大島亮・横坂源・辻本玲。ふだんは別々のオーケストラで活動する日本を代表する弦楽器の名手たちが集まって室内楽を演奏します。 今回演奏されるのは、シューベルトの弦楽三重奏曲 第1番とブラームスの弦楽五重奏曲第1番、そして、チャイコフスキーの弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」。 いずれも名曲ですが、私は全員が演奏する「フィレンツェの思い出」を特に楽しみにしています。チャイコフスキーの室内楽は決して多くはありませんが、弦楽器で奏でられる特有の哀愁が格別です。 さて、この名手たちはどのような哀愁を奏でてくれるでしょう。

19/9/12(木)