新国立劇場芸術監督、大野和士さんの、日本人作曲家による新作オペラの上演への熱意が形となった、「紫苑物語」。石川淳の小説を原作とし、音楽は西村朗さん、台本は詩人の佐々木幹郎さん、演出は笈田ヨシさんが手がけ、大野和士さんがタクトを振ります。歌手勢は、宗頼役に髙田智宏さん、うつろ姫役に清水華澄さんなど、実力派の歌い手揃い。 舞台は平安時代、主人公は、歌の名家に生まれながらその道を捨て、弓を極める宗頼。身持ちの悪いうつろ姫と政略結婚させられ、しかしその後出会った千草の虜になりますが、彼女は自分がかつて射た狐の化身であったと判明する…...

19/2/9(土)