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演劇鑑賞年間300本、記者歴40年のベテラン

大島 幸久

演劇ジャーナリスト

『恐るべき子供たち』

ジャン・コクトーといえば1963年(昭和38年)に亡くなったフランスの詩人であり小説家、劇作家。その代表作が『恐るべき子供たち』だ。 異常とも思える主人公がコクトーの世界。美しいが残忍で傲慢な姉のエリザベート、弟・ポールは幼稚で享楽的。ポールは同級生のダルジュロスに憧れるが姉の友人・アガートに想いを募らせる。やがてエリザベートは死んだ夫の莫大な遺産を継ぐと……。姉弟の歪んだ関係や思春期の子供の「性」が描かれる。 エリザベートが南沢奈央、ポールの征木玲弥は3年ぶりの舞台、ポールの友人・ジェラールが松岡広大、アガートとダルジュロスの2役を馬場ふみか。演出の芸術監督・白井晃、上演台本・ノゾエ征爾は初コンビだ。

19/5/16(木)

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