高橋よしひろの人気漫画『銀牙 -流れ星 銀-』を舞台化し、2019年7月に上演した舞台の続編。 原作では犬の姿で描かれている登場キャラクターたちを、人間が演じ、初演ではまさに劇団四季のキャッツの犬版を彷彿とさせた。原作の手に汗握る心揺さぶる展開はもちろん、見事に犬になりきったキャストたちにより、動物的な動きとミュージカル的な歌とダンスが融合、そしてアクションも満載の見ごたえのあるエンタテインメント作品に仕上がっていた。 今作では、犬たちがついに凶暴な殺人熊・赤カブトとの死闘に挑む。初演に引き続き佐奈宏紀が主人公の銀を、リキを坂元健児、ベンを郷本直也、赤目を荒木宏文が演じ、新たに鮎川太陽や輝馬、滝澤諒、spiなど、歌やダンス、そしてアクションにも期待のできる実力派キャストが名を連ねている。演出は初演と同じく劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が務める。 熊と戦う犬たちの愛、勇気、友情、正義、諦めない心など命を懸けた熱い闘いをぜひ見届けて欲しい。天王洲 銀河劇場で上演、初日及び千秋楽公演がライブ配信される。

20/10/22(木)