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現代作曲家にして、クラシックを分かりやすく解説する達人

三枝 成彰

現代作曲家

東京芸術劇場シアターオペラvol.13 ヴェルディ/歌劇『ラ・トラヴィアータ』(椿姫) 全幕

2月22日(土)に池袋の東京芸術劇場にて、ヴェルディの歌劇『ラ・トラヴィアータ』(椿姫)全幕の公演が行われます。これはそれに先立つ9日(日)、福島県の白河文化交流館コミネスでの公演と、16日(日)、石川県の金沢歌劇座での公演とあわせて“全国共同制作オペラ”と銘打った企画。 ドイツ出身でスウェーデン・イェーテボリ歌劇場音楽監督のヘンリク・シェーファーさんが日本で初めてオペラの指揮を行うそうです。また、今回、注目されるのはダンス・カンパニー「ニブロール」を率いて数々の公演を行い、振付家・劇作家として国内外でも知られる矢内原美邦さんが初のオペラ演出を手掛けられること。 なお当初、ヒロインのヴィオレッタ役には世界で活躍中のソプラノ、エヴァ・メイさんが出演予定でしたが、急病のため、ロシア出身のドラマティック・ソプラノ、エカテリーナ・バカノヴァさんが代役をつとめると発表されました。それは残念なことですが、急遽、大役に抜擢され彼女が矢内原さん、シェーファーさんの才能と出会い、どんな舞台を見せてくれるかが楽しみです。

20/2/13(木)

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