大満足！ ほんと痛快。 大泉洋を主人公にあて書きした原作を大泉洋で映画化するという、楽しいプロジェクト。『罪の声』の原作者としての評判も高い作者、塩田武士氏は、さすがにアホな役からシリアスな役まで演じることができる彼の魅力をよく知っている。 廃刊目前の雑誌が、大胆な奇策で出版社の上層部を相手に大逆転を図ろうと奮闘する。その雑誌編集長が大泉だ。 大手出版会社で起こる「出世争い」「裏切り」「すりより」「暗躍」。この面白さは…...と思っていたら、ほんとに「出版業界の半沢直樹」だった。それがいいのだ。そして最後にやはり10倍返しの一撃が！ しかし、しかし、「半沢～」と違って思いもよらない大大逆転の1万倍返し(笑)。騙されたのは●●と私たちだった。

21/3/10(水)