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水先案内人のおすすめ

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邦画・洋画、話題作は見逃さない。年間新作鑑賞130本以上!

笠井 信輔

1963年生まれ フリーアナウンサー

事故物件 恐い間取り

「お笑い」と「ホラー」、この相反する要素を混ぜ合わせながら、ドラマとしても楽しませながら怖がらせよう、と言うエンターテイメントとしての意気込みを感じた1本。 主演の亀梨和也は、番組の企画で事故物件に住むことになった売れない芸人。ホラー映画の主人公は、リアクションが大げさになりがちだが、アイドルオーラを消し去り抑えた演技に好感が持てた。 最近活躍めざましい“見えてしまう”ヒロイン奈緒には、多くの女性が感情移入することだろう。 ホラー映画の名手、中田秀夫監督は派手なクライマックスを用意してギリギリの所を攻めたが、評価の分かれるところかもしれない。「ホラーはコメディーとの境界にある」と言う清水崇監督の発言は改めて納得。だが、「お笑い」との融合なのでこれはこれでアリか。

20/8/26(水)

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