主人公のユウトは一歩踏み出せない小学5年の男の子だ。幼なじみのタカシが、家では母の育児放棄、外ではいじめに遭ってつらい思いをしていても、どうすればいいのかわからない。食堂を営んでいるユウトの両親も、折に触れてタカシに食事をふるまっているが、それ以上は踏み出さない。が、ユウトとタカシが、河原で父親と車上生活する姉妹に出会った時から、何かが動き出す。 みんなが正義の味方になれればいいけれど、なかなかそうはいかない。日向寺太郎監督は...

19/3/20(水)