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水先案内人のおすすめ

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いつも劇団四季と宝塚と歌舞伎を上演中の劇場にいます

原田 順子

演劇ライター

宝塚雪組 ミュージカル・ロマン『ヴェネチアの紋章』 / ロマンチック・レビュー 『ル・ポァゾン 愛の媚薬 -Again-』宝塚歌劇雪組

雪組の新トップコンビ、彩風咲奈と朝月希和のプレお披露目公演となる全国ツアーが、6月2日、神奈川県相模原市の相模女子大学グリーンホールで初日を迎えます。首都圏ではこの相模原の5公演だけなので、いち早く新コンビを観たい人には、貴重な機会になるはずです。この後、新トップスター彩風の出身地にある愛媛県民文化会館メインホール、そして愛知県芸術劇場大ホールで公演が行なわれます。 塩野七生の「小説イタリア・ルネサンス1 ヴェネツィア」を原作に、柴田侑宏が脚本・演出を手がけ、1991年に初演された『ヴェネチアの紋章』は、元花組トップでダンスの名手だった、故大浦みずきの退団公演でした。30年ぶりの再演となる今回は、新たに謝珠栄が演出を担当します。 都市国家として栄えた16世紀前半のヴェネチアを舞台に、元首の庶子アルヴィーゼ(彩風)が、有力者に嫁いだ恋人(朝月)を取り戻すべく、誇りをかけて戦う物語。原作が大好きなので、舞台も楽しみたいと思います。 『ル・ポァゾン 愛の媚薬 -Again-』は、岡田敬二作・演出の、大人の雰囲気を感じさせるロマンチック・レビューで、10年ぶりの再演に合わせ、一部アレンジを加えてバージョンアップされるそうです。

21/5/30(日)

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